規律の課題
チームが前例のない負傷者の多発危機に直面しているとき、フィットしている選手たちに期待できるのは、各試合での出場できる状態を確保することだけだ。
しかし、アンジ・ポステコグルーのもとでのトッテナムの規律は、これまでのところ彼の時代に見られる唯一の明らかな欠点である。オーストラリア人指揮官は、時にその規律を軽視し、他の場面ではそれを要求するが、最近のイヴ・ビスマに対しては不満を抱いているに違いない。
今シーズン、スパーズはプレミアリーグでリバプールと並び17試合で4枚となる最多のレッドカードを受けており、チェルシー戦では2枚も出ている。また、イエローカードの枚数も46枚とリーグで3番目に多く、それより多いのはチェルシーとシェフィールド・ユナイテッドの49枚となっている。
ポステコグルーにとっての問題は、チームの中核を担う選手たちが繰り返し試合を欠場していることだ。
クリスティアン・ロメロはすでに出場停止で3試合を欠場しており、現在4枚のイエローカードを受けているため、ブライトンでの試合の後に5枚目のイエローカードによる出場停止が解除される前にイエローカードを受けられない状況にある。アグレッシブな守備スタイルのアルゼンチン人はエバートン戦の出場停止は免れているが、同様のレイトタックルをライアン・イェーツに行ったウドギはイエローカードが提示され、来週末のエバートン戦での欠場が決まった。
ロメロはそのイェーツへのチャレンジの後にも、イエローカードが出されそうな場面があったが、運良くその時はプレーが途切れずに長く続いたためか、警告処分が出されることはなかった。
