ケニルワース・ロードでのルートン戦で退場処分を受け、その出場停止から復帰して以来、ビスマの推進力が大きく欠けていたため、この27歳の2月までの離脱が大きな痛手ではないと考える人もいるかもしれない。
しかし、中盤の中央での彼の守備での貢献に対する注目度は低いかもしれない。ビスマはプレミアリーグで2番目に多い50タックルを記録しており、フラムのジョアン・パリーニャだけがコレを上回る72タックルという驚異的なタックル数を記録している。
このミッドフィールダーがスパーズでプレーする姿は2月まで見られないことになるがSky Sportsでギャリー・ネビルが明かした見解は視聴者の意見を二分するかもしれない。しかし、金曜日の夜の試合後にトッテナムのこの規律の問題について話した彼の失意ついてはほぼ議論の余地はない。
「彼らは非常に才能のある選手たちだ。ビスマ、ロメロ、ウドギ、おそらく他にも数名挙げることができるだろう。彼らは非常に才能があるので、出場可能でフィットしていればスパーズにとって非常に重要な選手なんだ」
「彼ら（スパーズ）が規律違反で常にそういった選手を失うなんてね…。ああ、私はキャリアの中で2～3回は退場したし、いくつかのミスもしたけど、彼らにはシーズンに2～3回退場になっている選手もいるし、同じ選手が繰り返している」
「それはトッテナムに損害を与えることになるので、彼らはそれを止めなければならない。彼らはトッテナムに損害を与えているんだよ」
「スパーズはこれらの選手がいないがために勝ち点を落とすことになるだろう。負傷した場合については何もできないが、もし彼らがこうした規律の課題に対して軽率で無謀な行為を続けているとしたら、それは少し愚かだと言えるだろう。狂気ですらある」
「もし私がアンジ・ポステコグルーだったら、本当に怒っているはずだよ。きっと彼は心の中で怒っているだろう。きっとスパーズのファンも怒っているに違いない。ここ数年、私はこれほどエキサイティングなチームのフットボールを見ていなかったので、少し怒っているんだ。このチームは良いフットボールができると確信しているからね」
「数年前のユルゲン・クロップのリバプール、マウリシオ・ポチェッティーノのスパーズは見ていて本当に素晴らしかったが、全体的にエキサイティングさという点では、チームに一方的なチャンスをもたらし、選手たちを前進させるという点で今のスパーズは秀でているが、こうした規律の欠如を止めなければならない」
「私はそれがコミットメント（チームのためにプレーした結果）だと思うが、彼らはそれを繰り返しており、それを止めなければならないんだよ」
