ウドギは、オフサイドに見えたイェーツへのショルダー・チャージでイエローカードを受けて、次節は今シーズン2度目の出場停止となる。エメルソン・ロイヤルが再び左サイドに入る可能性が高いだろう。
フォレストのキャプテンであるイェーツは4度のファウルを犯し、2度のイエローカードの提示を望むジェスチャーをしたが、この行為自体がイエローカードに値するものであった。しかし、ジャレッド・ジレット主審がカードを提示することはなかった。それはトッテナムの問題ではない。
スパーズの現在の主な規律の問題の対象はビスマだ。マリ代表ミッドフィルダーは、ミスパスを詰めようとしていたのが相手の足に当たってしまったと不運だったと感じるだろうし、タックルがズーム・アップされ、その前のプレーの文脈がわからなくなるほどスロー動画にするというポステコグルーの言葉はあながち間違ってはいないだろう。
「彼ら（審判）はスロー動画を見て、それで判断したわけなので、我々を罰を受け入れなければいけないと思うよ」
「まあ、出場停止は問題ではあるが、規律というほどではないよ。今夜、私はスロー動画を見てないが、悪意のあったというより、ただの必死の突進だったんだ」
「選手たちはその一線を越えずに我々のフットボールをプレーすることを学ばなければならないが、私は選手たちが示した献身的な姿勢が気に入ってるよ」
「残念ながら、我々はその代償を払うことになったわけで、その代償の影響はこの試合だけではない。彼はこれから多くのフットボールの日程から外れることになるが、それが現実だよ」
これはビスマの問題だ。イェーツの足の高い位置に足裏でチャレンジしたことがレッドカードに相当すると考えるだろうが、たとえ不運があったとしても、チームが成長を遂げるなかででのまた欠場者を出してしまった。
このミッドフィールダーはこれで4試合の出場停止となる。つまり、年明けのFAカップのバーンリー戦まで出場停止となり、今シーズンは出場停止により6試合を欠場することになっている。
それに加えて、ビスマがアフリカ・ネイションズカップに出場するということは、マリ代表が1月13日に始まるこの大会で2月11日の決勝まで勝ち進んだ場合、FAカップでのスパーズの進歩次第でさらに4～5試合を欠場する可能性がある。
となれば今シーズンの欠場が2桁になることを意味する。ビスマはこれまでのところ15試合しかプレーしていないため、今シーズン中にクラブでプレーするはずだった試合の約40％を欠場する可能性があることに留意しなければならない。
