23歳の人間発電所にはまだ取り組むべきことがたくさんある。今シーズン、彼はプレミアリーグで37回もボールを奪取されており、これはジョーダン・アイェウ（48回）とドミニク・ソランケ（45回）に次いで3番目に多い記録だ。この不名誉なスタッツに対して本人は、ドリブルでのチャレンジが多いからだと言うだろう。
しかし、本人が現在好調で、ポステコグルーの指導のもとで恵まれた立場にあることは疑いの余地がない。クルゼフスキはクラブのインタビューでこう語っている。
「順調に進んでいるよ。ここ数週間、本来の自分のレベルに達し、自分らしくプレーできていると感じている。ただただ幸せだね。落ち着いて楽しんでいるのが全てだよ。ゴールを決めて、アシストして、フットボールを続けることができて幸せだよ」
「僕はこのまま前進し続けなければならない。それが最高の選手のすべきことだからね。そういった選手は日々それをやっているから、それは次のステップだ。僕は自分のレベルを示したけど、日々それをしなければならないんだ」
続けてフォレスト戦のチームについて語るクルゼフスキ。
「力強いパフォーマンスだったね。試合開始の瞬間から僕らは試合をコントロールしていた。ゴールするのは難しかったけど、いくつかチャンスを作っていたよ。落ち着いてボールを動かし続けなければならなかったけど、素晴らしいゴールを決めれたね。リッチーとの最初のゴールは美しかったよ」
「後半、相手のエネルギーが強くなったので、プレーするのは簡単ではなかったけど、そこから僕が2ゴール目を決めたので、すべてが楽になったね。残念ながらレッドカードをもらってしまい、そこからは根性を示さなければならなかった。屈強に立ちはだかり、強いタックルでボールを阻止して、よく守って、お互いに協力し合っったよ。失点はしなかったので本当に良かったし、パフォーマンスには満足している」
「何事においても強くなければいけない。何が起こっても関係ないんだ。大切なのは自分たちの姿勢だよ。常に落ち着いてることだ。レッドカードの後も選手たちが『とにかく落ち着こう』と叫び合ったんだ。自分たちのプレーをして、対処できる、ってね。そうやって乗り切ったんだよ」
また、スウェーデン人のゴール・セレブレーションには明確な意味があった。いつものレブロン・ジェームスの『サイレンサー』のセレブレーションに続けて、クルゼフスキはユニフォームの中にボールを入れて、妊娠したお腹を表し、指でハートのマークを作った。
