アンジ・ポステコグルー:ノッティンガム・フォレスト戦を控えての記者会見

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争点となっている贅沢税(luxury tax)は、勝ち点の剥奪ではなく金銭的ペナルティを科すものですが、プレミアリーグと各クラブの支出の今後の方向性となるでしょうか?

あなたの今起こっていることの質問については私と同じくらいよく理解していると思う。私は非常に規制が厳しい世界の出身なので、オーストラリアのスポーツにおける平等化は、アメリカのスポーツと同様に、非常に強力なんだ。だから私はあの世界から出たんだよ。ちょっと気に入らなかったからね。

クラブ間にはある種の競争上のバランスを作り出す必要があるという考え方があり、制限のあるクラブと比較して、それなりに支出できるクラブの間には大きな格差はないよ。そのバランスを保ちたいものだが、私は常々、最高の状態になれる環境を犠牲にしてはいけないと感じてきた。

オーストラリアにはサラリーキャップがあり、いわゆる贅沢税に似ていると時々感じることがあるんだ。それは競争を平等に保つが、他のクラブよりも秀でようとする能力を抑制しているとも感じたね。アメリカも似たようなものだ。彼らがどのようなモデルを思いつくにしても、いつだって各チームの競争が繰り広げられるというバランスなんだ。なぜなら競争のあるリーグが必要で、一部のチームが勝つためだけにお金を費やすことを望んでおらず、しかし同時に抜きん出た力を得ようとする能力を抑制するんだ。

私はいつも、お金を持っているかどうかだけが重要ではなく、それをどのように使うかが重要であると言ってきた。たとえ他のクラブが使っているお金の半分しか私が使えなかったとしても、それをより賢く使えば、私は他のクラブに勝つことができる。つまりバランスの問題だが、あなたや私はそういったことを財務の担当者に任せて、フットボールについて話しようじゃないか。

シェフィールド・ユナイテッド戦での試合終盤の逆転劇はプレミアリーグ史上最遅でしたが、昨夜(チェルシー対マン・ユナイテッド)はさらに遅い時間の逆転になりました。なぜ試合終盤にこれほど多くのゴールが決まるのでしょうか?あなたはこれほど長い試合に向けて準備をしていますか?

それは我々がプレーしたアディショナル・タイムの産物だよ。以前は残り30分くらいだと思って60分あたりで交代していたが、今では95分、96分、97分、98分未満で終わる試合はほとんどなくなってしまった。だからそれを考慮に入れる必要があり、選手が90分で試合が終わるわけではないことを認識していることを意味する。昨夜、それを目の当たりにしたね。この最後の時間帯には、まだたくさんのことが起こる可能性がある。

時計を見て、80分が経過したところで、まだ10分残っていると思ってしまうことがあるが、起こり得るすべての『停止』を考えると、実際にはおそらくそこからあと20分はあるだろう。そのためには途中出場の選手の起用方法が重要になるね。

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