ダニエル・レヴィがファン、監督、移籍、買収、ハリー・ケインについてCambridge Unionのインタビューで語った一語一句

この記事は約21分で読めます。

私はラグビーのファンで、プレミアシップ(ラグビーの一部リーグ)のクラブが潰れていくのを見てきましたが、トッテナムがどのように収入源を分散させているのかを参考にして、ラグビークラブが同じように拡大し、より持続可能な長期的ビジネスモデルを作る方法について何かご意見はありますか?

私たちはラグビーの観客の拡大に貢献しようとしています。私たちのスタジアムでラグビーの試合を開催していますが、とても素晴らしい会場なので観客の幅が広がっています。どのスポーツ団体も、どうすればより多くのファンを獲得できるのかチャレンジする必要があると思います。スペインでは、フットボールのカップ戦が国外で開催され、観客を増やそうとしています。そのように革新的であることが必要なのだと思います。

カタールやサウジアラビアから英国のフットボール界に流入する超富裕層がマンチェスター・シティやニューカッスルに影響を与えていますが、トッテナムのようなクラブにはどのような影響があるのでしょうか?

まず、今シーズンから施行されるUEFAのルールで、持続可能性がより重要視されるようになり、給与や移籍金にかけられる金額が制限されることになりました。これは、総売上高に対する割合です。

つまり、最初は90%で、3年かけて70%まで下げるということです。その結果、事実上、ある種の旧魚のコントロールが可能になるのです。ですから、チェルシーのようなクラブは非常に大きな支出をしてきましたが、この夏、新しいルールが施行されれば、誰がオーナーであろうと、フットボールの資金調達に大きな影響を与えることになると思いますね。

ベイルやモドリッチのような移籍の交渉において、どのような点が特別だったのか教えてください?

まず、私は自分が特別なネゴシエーターなどとは思っていません。先ほども申し上げたように、私はクラブのために行動しているだけです。移籍となるとパワーバランスに左右されると思います。もし、どうしても売りたくない選手がいるのなら、あなたにはノーと言う権利があり、選手を留めるかは(契約を結んでいる)クラブ次第なんです。

その選手の性格にもよりますし、最終的にその選手を引き留められると思えるかどうかですね。なぜなら、つまるところはチームスポーツなのでチームの結束を維持できるかがとても重要なのです。(選手によって)すべての状況は異なってきますね。

今後5年間で、プレミアリーグの試合が国外で行われるようになると思いますか?

1試合か2試合は国外で開催するように圧力がかかるかもしれませんが、おそらく抵抗があると思います。それよりも、カップ戦が国外で開催される可能性の方が高いと思っています。

この記事を評価する
タイトルとURLをコピーしました