2021-22シーズンの決算発表 [SpursOfficial]

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  • 総収入は前年比23%増の4億4,400万ポンド
  • 営業利益(EBITA)は16%増の1億1,200万ポンド
  • 純損失は40%減の5,000万ポンド
年間の総収入は22.7%増の4億4,400万ポンド(2021年:3億6,190万ポンド)
  • 入場料収入が1億610万ポンド(2021年:190万ポンド)で、COVID-19による2シーズンの中断を経て、満員の観客の前での試合が再開され、新スタジアムでの初のフルシーズンを過ごせた結果が表れています。
  • UEFAの大会での賞金が1,020万ポンド(2021年:2,360万ポンド)で、前年度にヨーロッパリーグに出場したのに対し、COVID-19の感染者が出たことの影響によってヨーロッパ・カンファレンスリーグのグループステージ敗退という結果を反映したものです。
  • 放映権収入は、2020年の多くの試合がテレビやメディアで中継され、それが2021年(前期)に計上されたことにより、1億4,420万ポンド(2021年:1億8,440万ポンド)となりました。
  • スポンサーシップとマーチャンダイジングによる商業収入は、新しいスポンサー契約やショップのオープン、eコマースの成長、年間を通じてスタジアムで開催されるイベントなどにより、3,150万ポンド(20.7%増)の増加となりしました。
  • 営業費用(選手の移籍取引を含まず)は、ファーストチームの費用増と試合の運営費用が再び掛かるようになったことにより、4億340万ポンド(2021年:3億3,980万ポンド)と18.7%増加しました。
  • 営業利益(EBITA)は15.7%増の1億1,230万ポンド(2021年:971万ポンド)でした。
  • 純損失(営業利益から減価償却費、償却費、選手の移籍取引、利息、税金を差し引いた額)は5,010万ポンド(2021年:純損失8380万ポンド)でした。
  • 借入金8億5,260万ポンドの90%以上は固定金利で、平均の金利は2.81%です。全借入金の平均償還期間は20.4年で、一部は2051年まで延長されており、クラブのチーム戦力への投資能力への影響は限定的です。
  • クラブは株主であるENICとの間で、転換社債型A株の発行による最大1億5,000万ポンドの増資に合意し、そのうち1億ポンドは年度内に引き受けられ、年度終了後に株式資本に転換されて、ENICの株式保有率は85.56%から86.58%になりました。
  • 例年通り、配当金は支払われていません。
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