トッテナム・ホットスパーの監督は、元スパーズの2人の選手について、そしてそのトレーニングには戦術の練習がなかったとの主張について語っている。
football.london/Alasdair Gold
アンジ・ポステコグルーは、トッテナムの選手たちがトレーニングで戦術の練習に取り組んでいないとのエリック・ダイアーの主張に答え、ハリー・ケインのバイエルン・ミュンヘンでのシーズンを擁護した。
今週、ケインとダイアーはバイエルンの一員としてチャンピオンズリーグ準々決勝のセカンドレグでアーセナルをホームに迎える。ここ数週間、ダイアーは英国メディアのインタビューに応じている。ダイアーはスパーズを去って以来、ポステコグルーに対してかなり好意的で、あるインタビューではオーストラリア人のポステコグルーはダイアー自身が監督になったら最も真似したいスタイルだと語っていた。
その後、Overlapのポットキャストに出演し、ギャリー・ネビルから受けた『ポステコグルーがこれまでプレーした監督の中で最も戦術意識が高かったか?』との質問に対し、ダイアーは次のように答えた。
「いや、興味深いことなんだけど、彼は実際には戦術の練習は全くせずに、月曜日から金曜日までやっているのは練習でのあらゆるトレーニングだけなんだ。それは彼が望むプレー方法を表現するために作られた練習だね」
「(アントニオ)コンテの時、僕は疑問を持たずに取り組めたけど、月曜日から金曜日まで多くの戦術的な練習があって、多くが実戦形式だった。とてもよく練られているので、それが自分の中に染み込んでしまうんだ」
以前、コンテがトップチームの選手たちに特定のシステムでのプレーを叩き込むための対戦相手として、U21の若手たちをトレーニングに頻繁に招集していた。
ポステコグルーのトレーニング・セッションでの戦術に関する練習が欠如しているとのダイアーのコメントに対し、ポステコグルーは次のように答えた。
「それはおそらくエリックに聞いてみないといけないことだろうが、彼の言う戦術の練習が何を意味するのかは分からないね」
「我々がやることはすべて、自分たちのフットボールをどうプレーするかに基づいている。だから、私にとっては戦術の練習なんだよ。それが自分たちを主眼においているか、それとも相手にあるのかだ」
「実際のところ、我々は戦術の練習以外は何もしていないとすら言いたいね。我々が毎日やっているのはそれだけなんだ。フィットネスに取り組んでいるとしても、我々は自分たちのフットボールをするためにやってるわけだが、私はまだ彼のインタビューを見てないので、何を言っているのか分からないんだよ」