アンジ・ポステコグルー:ウェストハム戦を控えての記者会見2

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スパーズの監督は、ロリスが1月にトッテナムを離れ、レギュラーとしてプレーできる新天地に移籍すると予想しているのだろうか?

「それは私の決定ではない。ウーゴとクラブの決定だ。私にはその力はないし、その力を望んでいない。ウーゴはこのチームのメンバーであり、彼が毎日どのようにトレーニングするかは私にとって重要だ。そうでなければ私はそれに対処していただろうが、私はその必要はなかった、彼は間違いなく一流だよ」

「監督として、私はそれ(移籍しないこと)を当然とは思っていない。それは私にとって問題になる可能性があるからだ。ほとんどの監督にとって、最も頭の痛いのはプレーしていない選手たちだ。でもそれは彼の決断だよ」

ポステコグルーは、長年クラブに仕え、ワールドカップでも優勝した彼が、再びスパーズでプレーする可能性があるかと問われ、その可能性を否定することはできなかった。

「分からないよ。直近でディフェンダーを5人も失ったんだ。ゴールキーパーを7人失う可能性もあるよ!」

「それが、私が選手全員を同じように扱う理由なんだ。あなた方はよく分かってないだろうね。彼はチームの一員であり、この先に何が起こるかわからない。出番が与えられてない選手の扱い方を間違えれば、彼らが必要になったときに痛手を負う可能性があるんだよ」

ロリスの後任として、ソン・フンミンがクラブ・キャプテンとなったが、この韓国のスターは本当に楽しそうにその役割を務め、ピッチの外でもそのリーダーシップ・スキルを発揮し、ピッチの上ではプレミアリーグ14試合で9ゴール、2アシストを記録している。

ポステコグルーはキャプテンについて次のように語っている。

「これまでに私は何人かの優れたストライカーと仕事ができて幸運だったが、ソニーはご存知のとおりあらゆる面でエリートで、プレミアリーグでプレーしたアタッカーの中でも秀でている」

「まだまだかなり先のことだろうが、もし彼が引退する頃に、彼がこのリーグで傑出したストライカーの一人として評価をされていないとすれば、私は非常に驚くだろうね。キャリアの中で大半をワイドのポジションでプレーしてきたにもかかわらず、彼は常にゴールを脅かす存在だったからね」

「今、私は彼を中央のポジションに移している。それが今シーズンすでに9ゴールを決めている理由だよ。オフサイドとなったゴールの数でもトップだと思うね!だから彼は傑出しており、私がここに来る前からそれは分かっていたが、ただ一緒に仕事をしてきて分かったのだが、彼は毎日、フットボール選手としてだけでなく人としても模範を示している。それもまさに傑出したものだよ」

「あらゆる意味で、自分自身のフットボールの血統という山を私は登ってきたが、毎日自分のやっている仕事を愛している人を見ると私はインスピレーションを受けるんだ。毎日ソニーは加護を感じており、毎日幸せを感じて、周りの人にもその影響を与えている」

「それから、彼はそれをピッチの上でも体現しているんだ。彼は文字通りただボールを追いかけているように走り回っている。先ほども言ったが、私にとってそれは今でも私にインスピレーションを与えてくれるそして私は彼と一緒に仕事ができてとても感謝しているんだよ」

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