アンジ・ポステコグルー:ウェストハム戦を控えての記者会見2

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今シーズン、プレミアリーグのチームはいつもより多くのゴールを決めており、現在1試合平均3.16ゴールを記録しているが、トッテナムの指揮官はその理由について意見を述べながら、今後数ヶ月でチームが現在よりもはるかに多くのゴールを決めると展望した。

「毎週約20分のアディショナルタイムがあるんだよ!」

「そうだね、興味深いね。1分あたりのゴール数を計算したら、どうなるだろう? 統計マニアがいて、それを教えてくれるだろう。わからないが、私は楽しんでるよ。そこは認めるよ」

「我々はその攻撃面でまだ満足していない。より多くのゴールを決めるためにはファイナルサードでまだ大きなチャンスを生み出せるはずだ。努力し続ける必要があるいくつかの改善点を除けば、我々のチームはまずまず良い結果を残していると本当に感じているよ。ファイナルサードに関しては、チームとしてまだまだ改善すべき点がたくさんあるがね」

「現時点ではその一部が見えてきている。ブレナン(ジョンソン)とデキ・クルゼフスキは自分たちの役割に少しずつ慣れ始めており、ジオは中盤からのゴールを決めているが、それは確実に改善できる部分だと思う。より多くのゴールが生まれているのは素晴らしいことだと思うよ。結局のところ、人々が我々のフットボールを気に入っているのはそこだからね。チームがゴールを決め、より多くのゴールを獲得すればするほど、フットボールはよりエキサイティングになる」

ジオバニ・ロチェルソは最近の試合で印象を残している選手の一人で、ジェームズ・マディソンの穴をある程度埋め、ヴィラ戦とシティ戦の2試合でゴールを決めている。アルゼンチン人ミッドフィルダーは2019年にスパーズに加入して以来、レギュラーの地位を確保するのに苦労しており、今夏に退団することが予想されていたが、夏のプレシーズンに好印象を与えたことで、ポステコグルーは自身のもとでその役割を果たすことができると確信した。

「(過去の出来事を帳消しにするという話は)彼や他の誰とも具体的にはしなかった。ほとんどの選手はそれを理解していると思うよ。過去にやってきたことで十分だと感じる人もいるかもしれないが、それはそれで十分に公平なことだ。あるいは、低迷した時期を経た選手だとしとしても、これをある種の挽回の機会とみなしているだろう」

「ジオに関して唯一確認しておきたかったのは、彼だけでなく自分の将来について不安を抱えているすべての選手たちにだが、本当に良い出場機会を得るまで私は決断を下すつもりはないということだった。それが彼も望んでいたことであり、それから彼はどんな環境でも受け入れる準備ができていたが、機会があれば立派にやってみせようと彼は思っていたはずだ」

「彼はプレシーズン中は調子が良かったが、シーズン2試合目の出場となった(カラバオ・カップの)フラム戦で怪我をして調子を崩してしまった。それでもここ2試合だけでなくここ1ヶ月間も調子は良かったよ。トレーニングでの彼の調子について話しているんだ」

「この好調が彼に自信を与えてくれることを願っている。彼は間違いなく才能のある選手だからね。アルゼンチン代表にとって彼がいかに重要であるかが分かるだろう」

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