プレミアリーグのフットボールはあなたが思い描いていたものそのままでしたか？
まぁ、今回の役割に期待されていることは、これまで私が務めてきた役割とほぼ同じだと思うよ。目の前に挑戦についてはなんとなく理解している。特に国境の内側にいる人々はプレミアリーグにかなり夢中になっているが、それでもプレミアリーグだろうと、私がこれまでに指揮を執ってきたセルティックであれ、日本であれ、オーストラリアであれ、これまでやってきたことと同じことをこのフットボールクラブでやるだけなんだ。
だが、新天地で仕事に没頭して、自分のやりたい方法で仕事をスタートできて、人々の賛同を得られるているという点では、とても良かったよ。これまではとても楽しませてもらっている。
これまでに大きな驚きはありましたか？
驚くべきことはない、やっぱりフットボールなんだよ。プレミアリーグや自分に対しての世間からの強烈な関心を取り除けば、特に驚くべきことは何もない。挑戦は予想していた通りだ。この仕事に就くたびに、私がそのクラブにいるのには理由があるんだ。もし物事がうまくいっていれば、私はそのクラブにはいないだろう。ほとんどの監督は、自分が新たなクラブに来た理由をそう言うだろう。
そのような理由だから、目を大きく見開いて入団し、厳しい挑戦を予想するが、実際にそれが待ち構えている。我々はまだ始まったばかりだ。力強いスタートを切れたが、やるべきことはまだたくさんあるよ。
なぜスパーズの挑戦を選んだのですか？
まさにそれだよ。私は挑戦が大好きなんだ。私はキャリア全体を通してそれを続けてきた。どこに行っても、私は常に成功を掴むために歩んできたんだよ。理由は、私を本当に刺激してくれる挑戦がそこにあるからだね。まず、自問自答するんだ。それが最初だ。いつまでもやってるわけじゃない。次に、自分が何をしようとしているのかを見定める。正真正銘の世界に誇るビッグクラブの一つでありながら、長い間成功していないという事実が、おそらく私にとって重要な原動力だったのだろう。
そのような挑戦に取り組むとき、自分がやりたいことを実行でき、それがうまくいけば、自分が働いてきたクラブに影響を与え、足跡を残せるんだ。それが私がやろうとしていることだね。それが私にとって最大の魅力だったんだ。クラブがそれほど成功を収めておらず、クラブ自体のスタンダードから見ても特に不振なシーズンだったという事実だ。そこには何かを生み出すチャンスがあるんだよ。
