アンジ・ポステコグルー:ウェストハム戦を控えての記者会見2

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トッテナムが大事な試合でソンの必要性が増した時、ソンはチームのためにそこで活躍してきた。今シーズンはアーセナル戦、リバプール戦、マンチェスター・シティ戦でゴールを決めており、それが彼がキャプテン・マークを巻いている理由だとポステコグルーは信じている。

「それがリーダーシップの定義のようなものだ。戦績が低迷しているとき、物事がうまくいっていないとき、誰もが必ずリーダーに注目する。リーダーは何をしている?彼は、周りからなんと言われようと、良く言われようと、悪く言われようと、頭の中でとにかく走り続けようと決めたんだと思う」

「それが周りの人たちに影響を与えている。そのランニングの多くは結実しないし、ただボールを追いかけるだけでは結果が得られないが、もしリーダーであり最高の選手がそれをやっているなら、 チームメイトたちは、そうだよね、やらないわけにはいかないんだ。皆がその姿勢に従わなければならない。我々は必死で戦い抜かなければならなくなるし、彼こそがその原動力になっているんだよ」

ポステコグルーは、今後数ヶ月、または数年を掛けて、ソンを中心にチーム戦力を構築するのかと問われた。

「まったくその通りだ。イエス、そうだよ。彼は我々が築いているものにとって非常に重要な存在になるだろうし、だからといって他のストライカーを獲得しないという意味ではない。ソニーですら私にそれを求めるだろうからね」

「勝利を目指すチーム戦力を構築しようとしているなら、最高の選手たちがチームにもっと優れた選手を補強するように望んでいるものだよ」

「ポジション争いは快適な環境ではないが、選手たちは快適な環境なんて望んでないんだ。彼らはただそこにあぐらをかいて『ああ、自分はレギュラーだろ』と言える状況を望んでいない。彼らは自分たちが切磋琢磨する環境にあることを確認したいんだ。他の選手たちも同様に成功への意欲を持っているが、ソニーがそのチームの大きな役割を担うことは間違いないよ」

日曜のシティ戦に引き分けた後、ポステコグルーはスパーズの2ゴール目が、これからどのようなチームを築きたいかを示すものだったと指摘した。

「私がやりたいことの一つは、世界最高のフットボール・チームに積極的にプレスをかけることだ。そしてジオが2ゴール目を決めた時、我々はハーフウェイ・ラインでプレスをかけ、ボールを奪おうとしていた。それはつまり、ベン(デイヴィス)がハーランドにマンツーマンで付き、そして我々のサイドバックは相手のウインガーにマンツーマンで付いている状況だ」

「つまり、すべてはボールの有無に関係しており、我々はそのアプローチをとっている」

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