「昨シーズンの3試合で我々はゴールできなかった。今回は1ポイントを手にし、私の意見では最後まで選手たちは諦めなかったし、我々はキャラクターとパーソナリティを示すことが出来た。それでも、選手たちは私の考えをよく理解してくれている。これからも努力と成長を続けていかなければならない。なぜならボールを持てれば我々はもっとよくやれるはずなのだからね」
コンテは後半、セセニョンに代えてリシャルリソンを投入し、トッテナムを4-2-4のフォーメーションにして押し込む戦術を切り替えた。
その結果、トッテナムはより勢いを増し、ホイヴィアが低い弾道のシュートを決めてスコアを振り出しに戻した。しかし、トゥヘルはジョルジーニョに代えてセサル・アスピリクエタを起用し、チェルシーが攻撃の優位を保ち、スパーズを慌てさせた。
コンテが3バックに戻そうとペリシッチとビスマがタッチライン際に立ち、出番を待っていたところで、ジェームズがシュートを決めてホームチームが再びリードを掴んだ。その後、ルーカス・モウラもピッチに入った。
4-2-4がプランBになるかとの質問に、試合後にコンテは次のように答えている。
「そうだ、しかし我々は努力しなければならない。このシステムがしっかり機能するようにね。2失点目は守備が非常に悪かったからだ」
「あれは非常に悪かったね。もしセンターバックを3人にしていたら、間違いなくあのような失点はしなかっただろう。でも、リシャルリソンとハリー（ケイン）がいるのだから、これは良いオプションになるかもしれないね。ソニーはストライカーもできるし、ソニーやデキのようなウィンガーもいる」
「イヴァン・ペリシッチやルーカス・モウラもだ。そして2人のミッドフィルダー。ああ、時々、この新しいフォーメーションにスイッチすることもできるだろうが、3-4-2-1で同じ知識を持って取り組んでいく必要があるのは間違いないね」
決して良いパフォーマンスではなかったが、勝ち点1は貴重なものになり得るし、何より年明けからトッテナムの状況が変わったことを象徴するものだった。
