スパーズがタイトル争いに参加したいなら、ロドリやデクラン・ライスのようなプレースタイルのスクリーナーが必要だ。
Evening Standard/Dan Kilpatrick
土曜日、マンチェスター・シティはルートンを5-1で破り、驚くべきマイルストーンを達成した。前回王者はミッドフィールダーのロドリを抜きでプレミアリーグの試合に勝利することができたのだ。
シティはこのスペイン人が欠場した過去4試合を落としており、カラバオカップでも同選手が不在のニューカッスル戦に敗退していた。
ジョゼップ・グアルディオラのチームがさらにタイトルを獲得した場合、あるいは二冠を達成した場合、ロドリは再びチームにとって最も不可欠な選手であると主張されることになるだろう。
同様に、今シーズンのアーセナルのより強固なチームへの進化は、タイトルを獲得するかどうかに関係なく、プレミアリーグ年間最優秀選手の候補となるはずのデクラン・ライスの加入によって大きく推進された。
つまり、守備的ミッドフィールダーが優れているか否かがチームの実力の違いとなり、そこが現在のトッテナムに不足している戦力となる。
シーズン最初の7試合でイヴ・ビスマというワールドクラスの背番号6を獲得したかのように見えたスパーズ。アンジ・ポステコグルーのもとで見事なスタートを飾った当時のビスマは、2022年にブライトンから契約して1年目はアントニオ・コンテのもとで不遇のシーズンを過ごしたが、好戦的でプレスに強く、チームのテンポを司るミッドフィルダーに変貌したかに見えた。
しかし、ビスマは10月のルートン戦で退場処分を受けてから、まったく変わってしまった。それは一連の悔しい、そしてしばしば自ら招いた混乱によるものであり、その結果、ポステコグルーの綱渡りのチームにおいて、このマリ人が中盤のアンカーを務めることができるかどうかはますます疑わしくなっている。
土曜日のニューカッスル戦での4-0の敗戦は、間違いなくオーストラリア人のもとでのスパーズの最悪のパフォーマンスであり、ディフェンス・ラインの前のシールドとなるべき守備志向のミッドフィルダーの必要性を露呈した。