パラティチのガーナーへの関心、ホイヴィアとロメロの話し合い、セセニョンを指導するペリシッチ…チェルシー戦での4つのトピック

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クリスティアン・ロメロの問題点

クリスティアン・ロメロはトッテナムの守護神たるセンターバックとなるべく、成長と成熟を続けており、ワールドクラスのディフェンダーになるための資質はすべて持っている。

しかし、この24歳のアルゼンチン人は、チェルシー戦のようにその気性の激しさによる報いを受けそうになる日もあり、プレミアリーグで長く活躍するカギは、そのような日を無くすようにすることだろう。

選手たちが試合前のトンネルを抜ける際の最後のウォームアップで、ホイヴィアはロメロと激しい会話を交わしているのが見えた。このアルゼンチン人は、スタンフォード・ブリッジのダービーの雰囲気に飲まれ、その激しい衝動を抑えるのに苦労するのではないかと心配されていた。

ロメロについてコンテに尋ねると、彼はこの選手のポテンシャルを褒め称える一方で、元セリエA最優秀ディフェンダーとしての確かな足跡を進めていくために、この若いセンターバックの改善点に焦点を当て、適度な助言を与えている。

コンテはロメロが「熱い心と冷たい心」でプレーすることを望んでおり、昨年3月の時点でこのディフェンダーが11枚目のイエローカードと1枚目のレッドカードをもらい、負傷でシーズン中の数ヶ月を欠場したにもかかわらずイエローカードの累積による2試合の出場停止に近づいていたことから、「良い方法でも悪い方法でも」この選手を助けなければならないと話していた。

「クリスティアンは、ゲームのすべての瞬間に集中しなければならない選手だ。彼の良い時は、試合の最初の1秒から最後の1秒まで集中している時だ」

「彼は我々にとって本当に重要な選手なんだ。このような状況で、試合のすべての瞬間に集中することは、彼にとって少し改善すべきことだと思うね。時々、避けられるはずのイエローカードをもらってしまうこともある。最初から最後まで集中してプレーすることは、彼の改善すべき点だと思うよ」

「時には、彼にうまく説明できないこともあう。時には怒鳴らなければならないこともあるよ(笑)でも、彼はいいヤツだし、私がすることは常にチームのため、そして選手自身の向上のために最善なことだということをよく理解している。彼は一流のディフェンダーになるための素晴らしい資質を持っていて、そうであるならば、選手として向上させる正しい方法を見つけることが重要なんだ」

ロメロの功績は、このコンテの発言以来イエローカードを一枚ももらっていないことだが、日曜日には集中力を欠き、様々な場面でポジションを外し、さらにマルク・ククレジャへの髪の毛を掴み倒した事件もあり、主審がそれを見つけていれば、スパーズが後半に同点ゴールを決めるチャンスを阻むことができたかもしれなかった。

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