アンジ・ポステコグルー:マンチェスター・ユナイテッド戦を控えての記者会見2

この記事は約10分で読めます。

「そのために私が心がけているのは、彼らがこれから始まろうとしてる日々をイメージしてもらうことだけなんだ。その話し合いで、私はできる限り分かることを伝えている」

「そうすることで彼らに安心感を与えられると思うんだ。私がただ選手と話しているのではなく、実際に私が時間をかけて調べてきたことを話しているので、彼らが次に何をすればよいかを明確にできる。その会話の中で、『わかった。ここが自分にとって正しい場所だ。なぜなら自分が求めているものがここにあるからだ』という言葉を聞き出すんだよ」

「他にもいろいろな話題があるよ。経済的なものもあるし、自分の意見を持っている選手を取り囲むネットワークもある。私が彼らに来てもらうよう説得できるとは思えないが、私が伝えようとしているのは、彼らが私のチームにフィットし、彼らにとって私のチームが最適な場所であると私が思って無ければ、明確に確信を持って言えないことだよ」

ドラグシンやマディソンのような選手がトッテナムに加入するためにチャンピオンズリーグの出場権を獲得しているクラブへの移籍を拒否しているのは、このクラブでポステコグルーが何か特別なものを築いていると選手が感じているからだろうか。

「そう願っているよ。できればその多くは、彼らがクラブの外から見て、おそらく我々のプレースタイルや、我々が連れてくる選手のプロフィール、そして我々が連れてくる選手がどのようにチームに貢献してくれるのかを見てるからだと思う」

「加入した選手たちが貢献してるという点では、夏の補強は良かったね。我々にとって適切なタイプの選手を加入させることに多くの時間と労力を費やし、細心の注意を払ってきたことを示している」

「これは、『まあ、自分がフィットすると評価してるから、話し合いをしてるのだろう』と考えてくれる選手に安心感を与えるだろうね。その多くは外面的なもので、我々のプレーや取り組みを観察してるからだと思うよ」

「そこが我々にとって良いセールスポイントだ。我々がこの道を進んで、これらの点で成功すればするほど、特に若い選手にしてみれば、彼らの旅路で間違いを犯したくないからね。キャリアのその時点での決断だから、彼らと同じように移籍から間もない選手たちがここに来て、すぐにチームに貢献できているのを見せることが、我々がその目標を達成する上で助けになるんだよ」

ドラグシンは今シーズンのジェノアで毎週プレーしてきたが、ヴェルナーはRBライプツィヒで11月4日から試合に出場していない。ポステコグルーは、27歳のドイツ人が新たな環境に慣れるまでに時間がかかるとは思っておらず、スパーズのシステムは彼に合っていると感じている。

「ああ、その点はしっかりと評価する必要がある。ライプツィヒは今、ティモのような選手には合わないプレーをしているんだよ。彼らがプレーするシステムは必ずしも彼に合っているわけではなく、その上でポジション争いが存在したんだ」

「もしティモがレギュラーとしてプレーし、ゴールを決めていたら、今ここにはいなかっただろう。我々にはそんな彼を買う余裕がなかっただろうね。とても簡単なことだよ」

この記事を評価する
タイトルとURLをコピーしました