ミケル・アルテタと対戦する自身初のノースロンドン・ダービーに向けてチームの準備を進めているトッテナム・ホットスパーの監督は、アルテタと多くの点で異なる理由を説明した。
football.london/Alasdair Gold
何はさておき、アンジ・ポステコグルーとアーセナルのミケル・アルテタの間に類似点があるかどうかを本人に尋ねるのは控えたほうがよい。
それぞれ全く異なる歩みを経てきたノースロンドンの両クラブは日曜日にエミレーツ・スタジアムで対戦する。ポステコグルーとアルテタの両軍はプレミアリーグの5試合で4勝1引き分け、勝ち点では並んでいるが、スパーズが4つを多くゴールを決めて得失点差で上回っている。
アルテタの監督としてのキャリアは、バルセロナの下部組織からPSG、そしてレンジャーズ、レアル・ソシエダ、エバートン、アーセナルと渡り歩いた選手生活を経て、わずか4年前、37歳で始まった。
ポステコグルーはまったく異なるルートで日曜日のダービーに臨む。サウス・メルボルン・ヘラスで選手生活を送り、オーストラリア代表として4度の代表戦に出場した後、怪我による引退をきっかけに指導者としてのキャリアをスタートさせ、オーストラリアから世界をまたいで、 ギリシャ代表としてオーストラリア代表を率いてワールドカップに出場し、その後、日本とスコットランドで監督をして、今シーズンからプレミアリーグにやってきた。
横浜F・マリノス在籍中、ポステコグルーはマンチェスター・シティに1週間滞在し、ジョゼップ・グアルディオラのアシスタント・コーチの一人としてのアルテタの役割を視察した。それは、ポステコグルー自身が世界中でタイトルを獲得しているにもかかわらず、ヨーロッパのクラブから注目を集めることができず、その件についてインタビューで発する言葉も冴えていなかった。