アンジ・ポステコグルー:マンチェスター・シティ戦を控えての記者会見2

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「彼がオフサイド・ポジションであったとしても、彼はフィニッシュまでプレーを続けており、ゴールを決め続けている。それがまた試合で最も難しい部分になっているのは否定できないんだ。クオリティがあることはご存知の通りだ。それは彼の走りだけではなく、我々もおそらく少し先に起こることが見えているのだろう」

今週末、マンチェスター・シティ戦に挑むポステコグルーにとって思い出が甦ることになるだろう。このオーストラリア人はかつて、シティ・フットボール・グループ(CFG)が共同所有していた日本の横浜F・マリノスの監督を務めており、2017/18シーズンにエティハド・キャンパスを訪れ、同グループの膨大な人材採用データを活用することができた。

「良かったよ。(データを)完全にコントロールできていなかったので、正式なCFGクラブではなかったけどね。他の(CFGの)クラブと同じような交流や影響力はなかったが、そこにいる優秀な人々に触れ、彼らがどのように機能するかを知ることができたよ」

「私は幸運だった。オーストラリアで最初に私を見出してくれたブライアン・マーウッド(CFGのグローバル・フットボール担当マネージング・ディレクター)には永遠に感謝するよ」

「私は当時、彼が私のキャリアをフォローするというかたちで関係が始まったんだが、私がオーストラリアにいたときに横浜を紹介してくれたのは彼だった。当時、彼ら(CFG)はオーストラリアにクラブを持っていて、彼は頻繁に訪問してきた。私にとってずっと本当の支えになってくれたんだよ」

「シティを訪れて彼らのトレーニングを見たり、ペップに会ったりしたんだ。その時、ミケルも現場にいたと思う。当時、私のような人間にとって、つまり地球の反対側(英国)にいる人たちからも私を評価してくれる人がいるという信念が持てたし、おかげで私がやっていることには何らかのメリットがあることがわかったんだ」

「そうだね、あの交流できて本当に良かったよ。主な交流は、採用面の舞台裏の人たちや彼らの方法論に関することだった。なかなか手に入れることのできないような情報にアクセスできたのは素晴らしいことだった。私はこれまで続けてきた旅において、特にブライアンに対して永遠に恩義を感じているよ」

シティ・フットボール・グループの一員としての横浜の移籍ビジネスについて語るポステコグルー。

「まったく違ったね。彼らはクラブの株式の20パーセントしか持っていないので、そこですべての決定を下せるわけではないが、我々の外国人選手のこととなると私は彼らのデータベースにログインすることができた。彼らは文字通り世界中のすべてのフットボール選手を追跡していたよ…正直言うと、私は彼ら(マン・シティ)と同じ選手の争奪戦などできはしなかったけどね」

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