アンジ・ポステコグルー:マンチェスター・シティ戦を控えての記者会見2

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2月に前十字靱帯を損傷し、先週のアストンヴィラ戦で9ヶ月ぶりにスパーズで先発出場したがわずか27分で足首靱帯を断裂したロドリゴ・ベンタンクールは、ポステコグルーが日曜日に招集できない選手の1人だ。26歳のウルグアイ人は、マティ・キャッシュのタックルを受けるまでの開始30分では印象的なパフォーマンスを見せていたが、年明けの2月まで離脱することになった。

「そうだね、それはチーム全体に影響を与えていると思う。彼が人気者であるというだけではなく、周りの選手たちは彼がどんな経験をしてきたかを知っているんだ。皆がその環境を生き、同じ空気を呼吸してきた」

「選手たちは…ライアン・セセニョンのような選手もそうだが、彼が日常的に経験していることを目にしている。すべての選手たちに常に思い出させてくれるんだ。ご存知のとおり、フットボール選手が生きている世界は時には気まぐれで、すべてを正しく行っていても、運命があなたに指を向けて物事を困難にすることがある」

「だからこそ、選手たちにはトレーニングに参加する際に、たとえこんな寒い日であっても、笑顔でトレーニングに臨んでくれることを期待しているんだよ。それができなかったとして、彼ら(復帰に向けて努力している選手たち)はその空気を呼吸しているからね」

「彼らはかなり仲の良いグループだよ。確かにここ最近でより親密になってきているし、それを全員が感じていたね。試合当日の様子を見ればわかるが、周りの選手たちは彼(ベンタンクール)が経験したことを本当に共感していて、復帰においてはとても感情的だったんだ。だが、彼の態度が助けになっている。彼はとてもポジティブな男だから、周りの選手たちは彼が必ず戻ってくることを信じてるんだ」

キャッシュのあのタックルに対するクラブ内の感情について、ポステコグルーは次のように語る。

「特に何も変わっていない。試合後、あれは見事なタックルだとは思わないと言ったが、審判と審判団にそこは任せたよ。その日に対処されたと私は考えてる」

ポステコグルーがキャプテンのソン・フンミンを前線の中央で起用してから、プレミアリーグの7試合で8ゴールを決めた後、ここ3試合でネットを揺らすことができていない。アストンヴィラ戦では3度ボールをネットに入れたが、いずれもオフサイドの判定を受けた。

31歳のソンは現在、最多スプリント数でプレミアリーグのトップに立っているが、オフサイド数も最多の9回となっている。

「まだ理解できていない部分もある。先週はもう少し早くボールを出せたかもしれない場面が何度かあったが、(パスの受け手である)彼のタイミングは完璧だった」

「相互理解の部分もあるね。なぜなら、ソニーはハリーとは異なる種類のストライカーだからだ。選手たちは、ソニーとは少し違ったタイプのセンターフォワードに慣れているんだ。それは双方の組み合わせだ。先ほども言ったように、もし我々のパスのタイミングが1ミリ秒早ければ、彼のタイミングは完璧だったんだ。出し手と受け手の両方の問題なんだよ」

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