アンジ・ポステコグルー:ウォルバーハンプトン・ワンダラーズ戦を控えての記者会見2

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ポステコグルーにとってのもう一つの大きな課題は、月曜日の夜までにプレミアリーグ10試合で3ゴール、5アシストを記録し、今シーズンこれまでスパーズの成功に大きく貢献してきたマディソンの喪失にチームを適応させることだ。

「彼の代わりはできないと思うが、システムというはそこでプレーする個人に合わせて調整するものであり、我々はマダーズのためにシステムを作ったわけではない。我々にはシステムがあり、マダーズはその中で彼自身の資質をもたらしてくれた」

「彼の代わりに誰を入れても、同じ役割を担うのではなく、異なる資質をもたらしてくれるだろうが、それによって我々の全体的な構造や、我々が望むプレー・スタイルの意図が変わることはない。ただ、状況は変わっていくだけだ。別の選手がプレーするのだから、多少の違いはあるだろう」

「マダーズの離脱はただただ残念だ。彼は信じられないようなシーズンのスタートを切った。おそらくこのリーグで最高の選手の一人であり、さらなる努力を楽しみにしていたよ。それが短期的に中断されたことは 彼にとって残念だね」

ポステコグルーは、チームが今週起こったことの言い訳に低迷することを期待していない。

「公平を期すために言うと、我々にはすでに使える言い訳がたくさんある。これまではかなり順風満帆だったと思われているようだが、そうではなかったと断言できる」

「我々には今の状況にたどり着けなかったであろう理由がたくさんあったが、すでに起こった混乱や直面しなければならなかったいくつかの課題に関してもたくさんの言い訳があったんだ」

「はっきり言って、この状況であっても、明日に最高のパフォーマンスを発揮できない理由(言い訳)にはならない。手ごわい相手であるウルブズは非常に良いチームで、ギャリー・オニールは優れた若い監督だ。真の試練に直面することにあるが、これまでもすべての試合で試練に直面してきたわけだし、それを乗り越えられるかは我々次第だ」

チェルシー戦でポステコグルーが9人となってもハイラインを貫き、プレッシング・スタイルに徹したことで多くの注目を集めた。しかし、このオーストラリア人は、周囲の人々が彼のフットボールのスタイルに当惑するという事態を過去にも経験しており、今後も彼が世界中で経験してきたことが続くのだろう。

「私は意図的に試合に負けようとしているわけではないが、そこは信じてほしい。私はフットボールの試合に勝つために全力で取り組んでいる」

「少し型破りであることは理解しているが、型にはまったやり方ではオーストラリアからプレミアリーグに到達することはできないよ。私を信じてほしい。周りの人々が私の狂気のようなスタイルを疑問視するのはこれが初めてではないからね」

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