「私は誰かのために活躍の場を与えることはない。選手がチャンスを得るとすれば、それは選手が自ら勝ち取るものだ」
「もしその選手が選ばれたのなら、その選手が我々の勝利に貢献できると思うからだよ。もし選ばれなかったとしても、選手たちは努力を続けてチャンスを待たなければならない」
ポステコグルーは、チェルシー戦でのロメロとウドギに対する退場の判定についても質問を受けた。
「ロメロのチャレンジは素晴らしいものではなかった。レッドカードに値するものだったね」
「デスティニーは2枚のイエローカードを受けた。2枚目はやや必死めの突進で、少し経験不足を露呈してしまった。それ以上のものではなかったと思うが、レッドカードに値するものだった。罰を受けて、次に進むよ」
チェルシー戦では、途中からファンデフェンの帰陣時のスピードを欠くことになり、ピッチ上の選手が2人も少なくなってしまったためにトッテナムはグリエルモ・ヴィカーリオの卓越したスイーパー・キーパーとしての資質に頼って最終ラインの裏のスペースの掃討を任せることになった。しかし、これからオランダ人が離脱している間、イタリア人にそれ以上の活躍は期待できないだろう。
「必ずしもそうではないね。あの試合の後半に我々がやろうとしていることは、ヴィックがあのポジションでよりアグレッシブになる必要があったわけで、いつもよりも高い位置をとっていたが、11対11で戦っているときは、これまでやってきたことと大きな違いがあるとは思わない」
「彼にはそれができる能力があり、それが私にとっての魅力の一つだった。なぜなら、自分の守備ラインをより攻撃的に前に上げたいときには、本来のラインから外れることをためらわないキーパーがいることが重要になるからね」
「我々はハーフタイムに、自分たちのラインについてアグレッシブにならなければならないと話したんだ。人数が減り、そこでチェルシーがどのようにセットアップするかが分かっているので、彼がその準備をしなければならない可能性は十分にあったんだよ」
「月曜日の夜の彼は傑出していた。ゴールキーピングだけでなく、時に（守備ラインの裏に）訪れるボールに対してワンマン・ディフェンスをするあの精神性は素晴らしいと思ったね。彼は傑出していたんだ」
