ダイアーをチームの一員として留めた理由について、ウルブズ戦を控えるポステコグルーは次のように語っている。
「私はその必要性を感じないよ…選手のチーム内での状況に関係なく、選手は誰もが異なる状況にあるんだ。選手が私に明確に退団したいと言うか、それを望んでいない限り、そして選手の頭の中が別の場所にあると私が感じ無い限り、そうはしないよ。選手たちは我々のフットボールクラブの一員だから、彼をグループから引き離す理由は見当たらない」
「エリックはとても長い間このフットボールクラブの一員だ。毎日熱心にトレーニングしてきた選手だが、これまではチャンスがあまりなかった。それは我々の4バックがかなり馴染んでいたからだ。彼をそこに入れる必要はなかった」
「彼は常にピッチに入る準備ができていたよ。そして今、彼にチャンスが巡ってきた。前回(チェルシー戦)はよくやったと思う。いきなり入るには難しい試合だったね。まず彼は10人の状況で出場し、その後、9人でプレーすることになったんだ。ディフェンダーとして、その状況にはいくつかの課題があることを知っているはずだ」
「彼は本当にうまく対処してくれたと思う。特にミッキーの離脱とロメロの3試合の出場停止を考えると、彼の経験は我々にとって重要になるだろう」
問題は、ロメロが出場停止の間に誰がダイアーとパートナーを組むかだ。左サイドバックのベン・デイヴィスが足首の負傷から復帰する見込みだが、彼はプレシーズンにポステコグルーのもとでセンターバックとしてプレーしていた。
しかし、それではチームの高いディフェンス・ラインにとって最速のセンターバックのコンビを作ることはできない。そこで夏に加入したより足の速い18歳のアシュリー・フィリップスが代役を務める準備ができているかを、ポステコグルーは質問された。
「アッシュはトップチームの一員だ。毎日トレーニングに参加している。選考の対象になるよ。チャンスがあれば、あとは彼次第だ」