ゴールキーパー
ポステコグルーのゴールキーパーのファーストチョイスは、土曜日のマンチェスター・ユナイテッド戦で好印象を与えたグリエルモ・ヴィカーリオだ。26歳のイタリア人のバックアップは、体調を戻せばフレイザー・フォースターだが、アカデミー出身のブランドン・オースティンが現在はベンチ入りしている。一方、今月アルフィー・ホワイトマンは足首の手術を受けた。
このポジションで退団が濃厚なのはウーゴ・ロリスだ。このフランス人はすでにソン・フンミンにキャプテンを引き継いでおり、クラブとは退団で合意済み。ラツィオらいくつかのクラブが獲得を見据えてクラブに打診を入れている。
サイドバック
マンチェスター・ユナイテッド戦でのペドロ・ポロの特に守備面での印象的なパフォーマンスは、ポステコグルーが擁する4人目のサイドバックに最終的な決定を下した可能性が高い。スパーズが4000万ポンドを支払って獲得したばかりの選手をすぐに売却しようとしたわけではないが、このスペイン人をサイドバックではなくウィングで起用するという誘惑はあったかもしれない。
しかし、23歳のポロは土曜日のパフォーマンスで、ウイングバックではなくより右サイドバックとしてプレーできる能力を示し、多くのファンの疑問を払拭した。
これにより、ポロとエメルソン・ロイヤルが右サイド、デスティニー・ウドギーとベン・デイヴィスが左再サイドの位置を確保したことになる。
一方で、両サイドに立場が曖昧な選手が1～2人いる。セルヒオ・レギロンは引き続きスペインのクラブへの移籍が取り沙汰されており、おそらく当初はローン移籍での退団に向かう可能性がある。ライアン・セセニョンは慢性化しているハムストリングの問題を完治させるための手術を受けたことによって離脱が続いているため、今月の移籍は実現しない。その状況は1月に再評価されるだろう。
スパーズは、この夏のプレシーズンの間にポステコグルーに良い印象を与えることができなかったジェド・スペンスへのオファーに耳を傾けるだろう。これまでのところこの選手への関心は主にチャンピオンシップのクラブからのものであり、現時点では下部リーグへの移籍を受け入れるか、国外のクラブに目を向ける必要があるだろう。トッテナムは現時点でこの選手に支払った金額に近い金額を得ることができないため、ローンを受け入れる必要があるだろう。
