ブレナン・ジョンソン、ギフト・オルバン、ペール・スフールス – トッテナムの最新移籍状況

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9月1日に移籍マーケットが閉まる前に、アンジ・ポステコグルーが率いるトッテナム・ホットスパーのチーム戦力の最終調整への動きを見極める時が来た。

football.london/Alasdair Gold

アンジ・ポステコグルーは、あらゆるポジションでトッテナムを強化したいと思っているが、肥大化したチーム戦力の整理するために、まず放出を推し進める必要がある。

オーストラリア人指揮官は、現在20人の外国人選手を擁しており、プレミアリーグの上限である17人を超えている。プレミアリーグに登録できるのは25人だけだが、現在、21歳以上の選手は31人となっている。つまり、登録メンバーに入れられない6人の選手はプレーできず、これからクラブが新戦力の獲得に動く場合にはさらに多くの選手が退団する必要がある。

マン・ユナイテッド戦を控えての記者会見で、ポステコグルーは次のように語っている。

「現実には、選手を獲得し続けることはできないんだ。このままではチーム戦力が大きすぎる。それはトレーニングや選手自身に影響を及ぼすんだ。なぜなら彼らは皆、試合に出てプレーしたいんだよ。放出しなければ補強ができないわけではないが、現時点で我々が焦点を当てているのは、チーム戦力を削減し、それから補強すべきスペースがどのように見えてくるかなんだ。我々は日々評価している。まだ2週間あるので、何らかの動きが見られると確信しているよ」

トッテナムの監督がハリー・ケインの代わりに新たなストライカーを補強することを誰もが予想しているが、今のところポステコグルーはそのような動きを重視していない。

「必ずしもそうではない。先日の放出のせいで皆さんがそこに注目しているのは明らかだが、それは以前からしばらくそれを計画していた。守備、中盤、前線など、すべてのラインで強化できる部分はまだあるよ」

「繰り返すが、ただ闇雲に選手を連れてくることではないんだ。我々が検討しているプロファイルに適合した選手でなければならない。我々はここでチーム戦力を構築したいので、意図して少し若い選手を補強している。最後の仕上げをするのではなく、ここで新たに構築しているんだ。それも(若さ)我々が注目しているプロファイルの考え方だ」

ポステコグルーはスパーズのチーフスカウトであるレオナルド・ガッバニーニとすでに良好な関係を築いていると考えられており、このイタリア人スカウトはデータに基づいたスカウティングを活用してオーストラリア人のチーム戦力の形成に貢献している。そしてこの2人は、ダニエル・レヴィ会長とこれからの目標について話し合っている。

今夏の初め、football.londonはトッテナムでフットボール部門のマネージング・ディレクターを務めていたファビオ・パラティチが、新たなフットボール・ディレクターが就任するまでの間、コンサルティング契約でクラブの仕事を請け負っている一方、チーフ・フットボール・オフィサーのスコット・マンが正式な就任日を待っていると報じた。

ポステコグルーは、誰が25人の登録メンバーに選ばれるか、そして誰が退団するかを決めるのは自分だけであると明言している。今回、ゴールキーパーからフォワードまで、チーム全体の戦力の状況を考察する。

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