あなたがファン・フォーラムで青年の質問を許可し、それがソーシャルメディアで多くの注目を集めましたが、他のクラブのファンからのポジティブな反応についてどう思いますか？
自分のやっていることが楽しいので、それも楽しんでるよ。私はただこれまで通りの自分であり続けようとしているだけで、フォーラムではただの質問をしたくてたまらない青年がそこにいただけだった。質問を受けることが我々があの場にいた理由であり、その青年の追加の質問がこれほど話題になるとは思わなかったよ。
質問を受け入れるのが正しいと感じたから、受けたんだ。それでいいだろ。有名な大学のコーチの言葉で「正しいことをしていることを決して誇りに思うな。ただ実行するだけだ」とものがあるね。
年齢に関係なく、我々全員にとって、自分自身の振る舞い方については人生の教訓があるので、私はこれまで楽しんできたよ。素晴らしい挑戦だったね。これからも多くの挑戦が待っている。
私には他のチームの指導者とも集まって定期的に話しをしているが、そのうちの何人かは困難な時期を経験している。我々は皆、指導者として困難な時期を経験しているか、あるいはこれからがその時期であるんだよ。そういった生き方は当たり前のことだし、私はそれを楽しんでいるよ。
一部の選手にとっては初めてのノースロンドン・ダービーになりますが、この経験が彼らにどのような影響を与えるでしょうか？
おっしゃるとおりだ。この試合やアウェーでプレーしたことがない選手がかなりの数になるね。アウェーでのダービーというだけではなく、本当に強い相手をアウェーで倒すという挑戦だ。ライバル関係とは関係なく、アーセナルは非常に良いチームだ。繰り返すが、こういった経験が選手を成長させるんだ。
この種の試合でいつも感じているのは、選手たちに試合に出て、できる限り最高の方法で自分自身を表現してもらい、選手たちにあまりにも多くの制限を課したり、予想する展開やそれへの対処法として何をするかについて過度に指導したりしないように努めることだ。アドバイスを与えるよりも、選手たち自身がその経験を経て、振り返ることができる方がずっといいんだよ。
我々の視点からすると、我々は週末の非常に難しい一戦に備えて、毎日一生懸命トレーニングする環境を作り出すよう努めてきた。そして、選手たちの身体的、精神的な状態を日々継続的にコンディショニングすることで、毎週、週末にビッグゲームがあるように感じられるようになってほしいんだ。
だから、選手たちが今回のような周囲の盛り上がりの中で重要な試合に挑むにしても、あまり影響を受けずに普段と同じようにプレーしてくれることを願っているよ。
