ソンに檄を飛ばすホイヴィア、ドハティが生んだ変化、コンテとレヴィのイタリア旅行 – ブライトン戦のトピック

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3-5-2の攻撃とイヴ・ビスマ

レスター戦での終盤の戦いぶりを見て、ファンはコンテに3-5-2への変更を要求している。

コンテはレスター戦の後の2試合(アーセナル戦、フランクフルト戦)を前に、3-5-2へのシステム変更を示唆したが、結局、それはブライトンへの遠征まで実現しなかった。イヴ・ビスマが熟知するアメックス・スタジアムのピッチで、古巣相手に彼を先発させるのは理にかなっている。

少なくとも最初の30分は、このフォーメーションで試合展開は大きく改善された。スパーズは好調ブライトンを相手に試合の主導権を握り、ベンタンクールとドハティ、そしてソンが枠内シュートを放ち、そしてハリー・ケインがソンのクロスをゴールに押し込んで、試合を決定づけるゴールを決めたのだ。

アーリング・ハーランドのプレミアリーグ開幕から9試合で15ゴールという驚異的なスタートは、スロー・スタートで知られるケインがすでに8試合で8ゴールというプレミアリーグでの自己最高の数字を記録しているという事実に影を落としている。

この29歳のストライカーは、プレミアリーグでの200ゴールまであと9ゴール、スパーズでの266ゴールというジミー・グリーブスの記録まであと10ゴールと迫っている。

後半、スパーズはさらにチャンスを得たものの、そのパフォーマンスはより機能重視となり、ケインとソンがより決定的なプレーをしていれば、結果はもっと力強いものとなり、ブライトンの後半のプレッシャーを防ぐことができただろう。

しかし、3-5-2はすでにその可能性を示しており、リシャルリソンを試合の後半までベンチで休ませ、コンテの交代要員をより強力にしていた。

このシステムはウイングバックを前へと解放し、ピエール・エミール・ホイヴィアとロドリゴ・ベンタンクールの能力をさらに引き立て、ビスマが彼らの背後で役割を果たすことになった。

ドハティと同様、ビスマもまだ錆びついているところがあり、またもや試合開始早々、レイト・チャレンジでイエローカードをもらってしまった。ただし、ウェストハム戦のように警告を受けた後も綱渡りのような危ういプレーをしていたのとは異なり、今回は自分のプレーに影響を与えず、守備的なインターセプトを何度もするなど、試合によく貢献していた。

このマリ代表ミッドフィルダーは、ここ数シーズンに渡ってプレミアリーグのトップ・プレーヤーとしてシーガルズの中盤を支えた選手にはまだほど遠いので、その試合勘が研ぎ澄まされるにはプレー時間が必要だが、これは復調への道を示す心強いスタートとなった。

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