トッテナムはスポルティングCPからスペイン人右ウイングバックの獲得を試みており、1月の移籍マーケットが閉まる火曜日の夜までに時間との戦いに直面している。
Football London/Alasdair Gold
トッテナム・ホットスパーは、スポルティングCPの右ウイングバック、ペドロ・ポロの獲得に前進しているが、ポルトガルのクラブとの交渉のスピードに不満があるとfootball.londonは理解している。
両クラブ間の交渉は徐々に進展しており、23歳のスペイン人に対する4500万ユーロ（約3950万ポンド）の移籍は、火曜日の移籍期限までに成立するとの見方が強まっている。しかし、スパーズのクラブ内では、スポルティングがポロの後釜の補強の必要性を理由に、今週土曜日のタッサ・ダ・リーガ（ポルトガルの国内カップ戦）決勝でのポルト戦にポロを出場させようとする策略にフラストレーションを溜めている。
それは、移籍を前にカップ・ファイナルという大舞台でプレーするという、ノースロンドンのクラブが望むはずもない条件が、両クラブ間で合意されたことを意味する。
ポロ本人はトッテナムへの移籍を熱望し、アントニオ・コンテのもとで指導を受けることを望んでおり、ポルトガルとロンドンの両クラブの間でこの移籍取引が最終的に完了することへの確信が高まってきている。スパーズは、たとえ現段階で3950万ポンドの移籍金条項の満額を支払うことになっても、このウイングバックの移籍のために必要な資金を支払う意思を示しているが、ポルトガルのクラブの移籍金条項は、他の国のクラブの移籍金条項のように告知期限や様々な注意事項が予め付帯されているものとは思われていない。
スパーズは、水曜日にビジャレアルから買取オプション付きのローンで加入したオランダ代表のアルノー・ダンジュマとペドロ・ポロが同じの足跡をたどり、ホットスパー・ウェイにやってくるために、その移籍取引の条件に関する調整が木曜日にさらに進展することを期待している。
12月にfootball.londonが伝えたように、スパーズは1月の移籍マーケットで右ウイングバックとアタッカーの獲得を優先しており、ダンジュマとポロの獲得によってそれを実現することになる。
しかし、トッテナムの冬の補強は必ずしもそこで終わりではなく、センターバック、セントラル・ミッドフィルダー、そしてさらなるアタッカーの獲得という夏の補強プランを前倒しするために、移籍マーケットの最終盤までその機会をうかがい続けることになるだろう。
ルーカス・モウラが腱の炎症で長期離脱中であり、契約が残り6ヶ月となっているがその負傷の解決の目処が見えていないためで、ダンジュマが加入したが、ブライアン・ヒルは出場機会を増やすためにローンで出される可能性があり、もしコンテがこのブラジル人とスペイン人のどちらも使えない場合、すなわちヒルをローンで出すことになれば、スパーズはさらにアタッカーを補強しなければならない。
ポロの加入によってジェド・スペンスは、レスターとブレントフォード、サウサンプトン、クリスタルパレス、リヨンとバイエル・レバークーゼンからの関心もあり、ローンでクラブを去ることが許されるだろう。スパーズは、完全移籍または買取オプションでの獲得オファーも、現時点では断っているようで、ブレントフォードは買取オプション付きのローンでの獲得をオファーしたようだ。
