Google、Nike、Amazon…、トッテナム・ホットスパー・スタジアムの命名権に関わる企業たち

この記事は約4分で読めます。

Football London/Lee Wilmot

2019年にオープンしたトッテナム・ホットスパー・スタジアムのネーミング・ライツをめぐり、Googleがスパーズのダニエル・レヴィ会長と会談する可能性が浮上した。

トッテナム・ホットスパー・スタジアムがオープンして3年半が経過した。そして、いまだにスタジアム命名権を得たスポンサーがいない。

2019年4月にオープンしたとき、6万人超の収容人数を誇るこのスタジアムは世界最高峰と称される画期的な新スタジアムであった。魅力的なスタジアム命名権の契約を結ぼうとする企業が列をなしていたことは間違いないだろう。

アーセナルはエミレーツと、マンチェスター・シティはエティハドと、それぞれスタジアムを建設する際に提携している。しかし、スパーズのダニエル・レヴィ会長は待ちたかったのだ。彼は、正しい取引をしたかったのだ。そして今に至るまで、適切な取引はまだ締結されていない。

そして今、Googleがトッテナム・ホットスパー・スタジアムの命名権をめぐってレヴィと交渉しているとの報道がなされた。しかし、Googleがスパーズとの命名権契約を結ぼうと報じられたのは今回が初めてではないし、契約を結ぼうとクラブとの接触を図っていると報じられた企業もGoogleだけではない。

The Athleticは、Googleとスパーズの間で「意味のある会談」が持たれたと報じているが、football.londonはスポンサー候補となるどの企業も、まだ合意には近づいていないと理解している。2020年、Googleのロンドン本社にトッテナムのスタジアムの模型が飾られているとの写真(下)が出回り、契約締結についての憶測が加速したものの、現在に至ってもこのグローバル企業とスポンサー契約が実現していない。

Nikeはまたスポンサー契約の噂が取り沙汰された企業であり、多くのサポーターが『Nike Hart Lane』とかつてのスタジアム名のオマージュを待望したが、レヴィは、現在のユニフォーム・サポライヤーであるNikeとの会談は、「Nikeとのビジネスはスタジアムのスポンサーについてのものではない」とこれらの噂を否定した。

Amazonも契約と報じられ、Daily MailはAll Or Nothingのドキュメンタリーで取り上げたスパーズに「現実的な関心」を持っていると伝えていた。

この記事を評価する
タイトルとURLをコピーしました