コンテの破壊力抜群な2つのコンビ、フラム戦の勝利の陰の立役者…フラム戦の4つの注目ポイント

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セセニョンの猛アピール

トッテナムの夏の移籍によって、コンテがチーム内でのポジション争いを熾烈になった。過去にこれほどまでにポジション争いが厳しかったことはなかっただろうスパーズだが、チームとして成長している証左である。

セセニョンについて、試合前にプレミアリーグとチャンピオンズリーグで頼りになる選手だとコンテは語っており、なぜコンテをそれほどまでに信頼させているのかをフラム戦でまざまざと見せつけた。トッテナムで最高のパフォーマンスを見せたこのU-21イングランド代表は、左サイドを次々と駆け抜け、古巣クラブを信じられないほど苦しめた。まさにクレイヴン・コテージで躍動した時のような、自信に満ち溢れたプレーを見せていた。

前半のプレーが印象的だったが、後半はさらに調子を上げ、レノに低い弾道のシュートを止められ、ゴールネットを揺らすことができなかったのは不運としか言いようがない。この日の2ゴール目も、ケインのシュートをゴールキーパーが弾いた後に、セセニョンが重要な役割を担ったことで生まれたものだった。

ホイヴィアのクロスパスを受けたセセニョンがソンに縦パスを送り、ソンのクロスをティム・リームのクリアしたところをセセニョンが拾ってシュートを放ち、相手に当たったところをさらに拾ってケインのシュートにつなげるという決定的な仕事を見せた。彼のこのプレーと意欲は、コンテも見逃すことはないだろう。

ホッフェンハイムにローン移籍した前後は、トッテナムで怪我に苦しんだが、今は本当のライアン・セセニョンを見ることができるようになりつつある。これからも、この状態が続くことを願うばかりだ。

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