コンテの破壊力抜群な2つのコンビ、フラム戦の勝利の陰の立役者…フラム戦の4つの注目ポイント

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「ああ、選手たちがクオリティとパーソナリティを持ってボールをプレーしているのを見るのはとても楽しいね。それにリッチー、ハリー、ソニーの3人のストライカーがボールを持っているときも、ボールを持っていないときも、チームのために懸命に働いてくれているのを見るのもね。彼らはボールを持っているときのクオリティが高く、動きも良かったので相手にとって危険な存在だった。今日の我々のパフォーマンスには本当に満足しているよ」

過去4試合のパフォーマンスが疑問視される中、スパーズはすべてがうまくいったときにどれほどの力を発揮できるかをこの試合では証明した。あとはこのレベルを維持し、水曜日のチャンピオンズリーグ、マルセイユ戦ではそれを上回ることを期待したい。

これがトッテナムが素晴らしい内容の伴った結果のスタートとなることを願っている。試合後の記者会見でコンテが指摘したように、まだチャンスを逃すことが多いため、今後数週間、スパーズがチャンスを逃し続けるようなことがあれば大変なことになりそうな対戦カードが待っている。

デビュー組がトッテナム・ホットスパー・スタジアムを沸かせる

リシャルリソンがリリーホワイツの一員として先発デビューすることを期待していたトッテナムのファンは、土曜日、ついにその望みをかなえた。それまでのリーグ戦4試合では、途中出場を繰り返しながら目を引くプレーを見せていたが、試合前に彼の名前が読み上げられると、耳をつんざくような歓声に迎えられ、サポーターたちはその気持ちをはっきりと表した。

90分という短い時間ではあったが、彼のパフォーマンスに欠けていたのはゴールだけだった。エネルギーに満ち溢れ、ファイナルサードでのプレー、そしてボールを奪い返そうとする意欲と気迫は、クラブが6000万ポンドを投じて獲得した理由を垣間見せるものだった。

ソン・フンミンと何度も攻撃でコンビを組み、ケインとも前半に2~3回の連携を成功させ、2人がすでにかなり理解し合っていることを証明してみせた。リシャルリソンは2ヶ月前に加入して以来、仲間のアタッカーたちとピッチに立つ時間は限られていたが、新しい攻撃的パートナーシップの兆候は非常に刺激的だ。

「前線の3つのポジションすべてで彼を起用している。背番号9と背番号10を右と左でね。前の試合ではソンのポジションでプレーし、今日はデキのポジションでプレーした。驚きはしないが、彼が我々のアイデアを早く理解するためにたくさん働いてくれたことは、とてもよかったと思うよ」

「今、私が他の選手に期待しているのは、ビスマのような優秀な選手が、我々のフットボールの考えを早く理解してくれることだ。今は時間がないので、多くの試合をこなしながら、今いる選手たちを頼りにしていかなければならないね」

試合後の記者会見で、コンテは元エバートンのフォワードについて、「素晴らしいプレーをした」、「戦士であり、ファイターであり、我々はこのタイプの選手を必要としている」と語ったが、それだけではない。新天地での初ゴールも間近に迫っているが、これほどポジティブなプレーを見せているにもかかわらず、今回ゴールが生まれなかった本当に残念だ。

また、セセニョンがゴールをお膳立てするアシストをしたが、VARにより彼がオフサイドと判定された。トッテナム・ホットスパー・スタジアムでこのようなゴールの形を目にすることができるのは、これが最後となることはないだろう。

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