アントニオ・コンテは、土曜日に行われたプレミアリーグのフラム戦で2-1の勝利を収めたものの、終盤に相手の反撃に遭ったことで、本来なら十分な点差をつけて逃げ切るはずだっただけに、思わず笑みを浮かべていた。
後半終了間際、リシャルリソンが3-0とするところをシュートをポストに当ててしまい、次の瞬間、アレクサンダル・ミトロビッチがカーブをかけたシュートで2-1としたパフォーマンスを振り返り、「我々は最後まで苦しまなければならない」とアントニオは言った。さらに、ウーゴ・ロリスは、ミトロビッチのディフレクトしてループを描きながらゴール上隅に突き刺すシュートを、なんとか弾き飛ばすというワンダーセーブを見せた。初先発で見事なパフォーマンスを見せたリシャルリソンもまた、終盤にゴールを決めるも、オフサイドで取り消された。
83分、ミトロビッチのゴールがフラムの最初の枠内シュートとなった。一方のスパーズは23本のシュートを放ち、枠内は10本で、ポストを叩いたのが2本。さらに2度のゴールがオフサイドによって取り消され、ソン・フンミンとライアン・セセニョンのシュートについては、フラムのキーパーであるベルント・レノのこの試合の8度のセーブのうち2度で阻まれたが、どうやって抑えたのか不思議に思っていることだろう。