アントニオ・コンテ:ウルブズ戦を控えての記者会見

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FAからの起訴をどう受け止め、どう対応していくのでしょうか?

FAは我々、両監督にもっと軽めの処分をしたんじゃないかな?だから我々は受け入れなければならないよ。すべての決断を受け入れ、尊重しなければならない。だが、このような状況は時々起こりうることだと思うよ。

2人の監督のやり方が違ったり、意見が合わなかったりするのは初めてではないし、あれが最後でもないだろう。でも、一番大事なのは、お互いを尊重しながら前に進んでいくことだ。そして、私にとっては、この状況はそこで終わりなんだよ。

ベンチ入りメンバーが強化されたが、エンドンベレやロチェルソが抜けたことで、あと1人か2人の補強はありえるのか?

大丈夫だよ。でも、誰かがいなくなれば、確実に別の選手を補強しなければならない。特に、レギュラーとしてプレーしたい選手がいるのであれば、そういった選手をここに留めておくのは難しい。でも同時に、もしある選手が他クラブに行って試合に出たいと言ったら、その選手の代わりを探さなえればならないのは明確だ。これはとても重要なことだよ。11月まで多くの試合に臨めるようなチーム編成を築く必要がある。これは私にとって非常に重要なことだ。

あなたは情熱的な男ですが、選手にもそのようなファイティング・スピリットを求めているのでしょうか?

これからやるすべての状況に、情熱を込めて立ち向かわなければいけない。私は自分の仕事に情熱を注ぐよ。情熱を込めるということは、すべてを捧げなければならない。選手たちに求めることは、一生懸命に働くことと、戦術的な面を向上させることだ。チェルシーと比べると、彼らは同じ監督のもとで仕事をしてきた時間が長く、フットボールの知識も豊富だと思うからね。

我々にとって、このような試合をすることは非常に重要で、同じレベルにとどまるのではなく、差を縮めるための方法を理解し、改善しようとすることだ。私のチームには、私の情熱を伝えようと思っている。勝ちたいという気持ち、さらには最高の形で戦いたいという気持ちをチームに伝えようと思っているんだよ。

特に、トッテナムのことをよく言われるが、多くの人が「いいプレーをする」と思っている。しかし、私が思うに、野心を持つには、うまく組織化し、クオリティを高め、フットボールに対する考えを持ち、戦術的にも身体的にも優れて、同時に正しい精神を持っていなければならない。

正しい精神というのは、競技上の意味で試合中に生きるか死ぬかということだ。自分が生きれば、相手が死んだことになる。自分が死んだら、相手が勝ったということだ。私はこの考えを常に競技上の意味で伝えようとしている。これは重要なことだが、もし野心を持ちたいのなら、勝者になりたいのなら、試合が終わった後にピッチに残るのは一人だけなのだ。相手ではなく、自分がやらなければならない、わかっているはずだよ。

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