アンジ・ポステコグルー:アーセナル戦に向けての記者会見2

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「だが、それが自分自身を評価できる唯一の方法だと思うんだ。自分がそのようなチームになりたいなら、どうすればわかるか?それが問題なんだよ。挑戦するチームになりたいなら、そのプレーを貫かなければならないことはわかっている。相手がどうであれ、日曜日のような試合を自分たちの現状を知るための尺度として使わないのは意味がないよ」

「もし我々がそれを避け、自分たちのフットボールをせずに、なんとか引き分けに持ち込んで、その経験を積んだとしたら、我々はそこから何を学べるのだろうか?90分のフットボールを戦い抜くことだけか?何もないよ。選手たちはすでにそれが私のメッセージであることを知っている。我々はピッチに出て自分たちのフットボールをするつもりだ」

「我々がまだ至らないのならそれが現実であって、それを埋め合わせていかなければならない。もし我々が彼らに匹敵するなら、それは素晴らしいことではないか?我々は自分たちが進むべき道が長いことを知っている。我々はすでに自分たちのやり方を確立しており、これまでも大きな舞台で我々は自分たちのフットボールができていることを示してきたんだ」

ポステコグルーはやる気を起こさせる言葉を発することに長けていることで知られているが、日曜のダービー前に選手たちに掛ける言葉はすべて本能的かつ瞬間的なものになるだろうと説明した。

「そのようなことについては、あまり事前に計画を立てないようにしているんだ。すべては部屋の空気を読むことで生まれる」

「明日はまだトレーニングがあるので、彼らがトレーニングでどのような様子なのか、試合に向けてのビルドアップがどうなっているかを見る必要があるね。そして試合に向けて最後に選手たちに声を掛ける前に、部屋の雰囲気をまず掴むつもりだ」

「このメッセージに強い思いを込めなければならないと事前に考えて臨むよりも、いつもそうすることが自分のメッセージを組み立てる最良の方法だと感じている。選手たちが正しい方向に焦点を合わせているので、おそらくそこまでする必要ないんだよ。最終的には、私が何を言おうと、どのような方法であれ、 我々は準備を整えているし、経験そのものに勝るものはないからね。それが最も偉大な教師だよ」

「我々にとって、経験こそが試合に最大限に活かせるところだ。試合に出て経験を積み、このようなビッグゲームでどれだけ自分たちを発揮できるかを見定めることだ」

大事な試合に向けてポステコグルーの先発メンバーへの復帰を目指す選手の一人がリシャルリソンだ。ブラジル代表の合宿中に、先月からピッチ外で抱えていた問題を解決するために心理学者と相談したいと明かすなど、厳しい一週間を過ごしたこのブラジル人は、シェフィールド・ユナイテッド戦のアディショナルタイムにゴールとアシストでスパーズを劇的な逆転勝利に導いた。

ポステコグルーは今週のトレーニングでリシャルリソンが充実していることに気づき、これまでに復調のために多くの時間を費やしているストライカーの好調が続くことを望んでいる。

「彼は順調にトレーニングをしており、自分に自信を持っているようだ。物事がうまくいくときはそれが助けになるが、おそらくそれがリッチーが人生において取り戻す必要があるバランスだよ」

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