アンジ・ポステコグルー:マンチェスター・ユナイテッド戦の後の記者会見

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昨日の記者会見では、試合に勝つだけでなく良いパフォーマンスを発揮したいと言っていましたが、後半はそれができたと思いますか?

明るい兆しがあったと思ったね。ゴールを背に自陣深くに張り付いての勝利、必死に守り抜くパフォーマンスではなかった。特に後半は、我々が目指すチーム像を示す要素があったし、それが皆さんが求めているものだと思っている。

シーズンが始まって2週間、監督に就任してから6週間かそこらで、完璧なパフォーマンスができると考えるほど私は愚かではないが、見たいのは我々が目指しているチームの姿へと育っていくための成長の芽だ。私はそれを確かに見たよ。そして真の立て直す力も見えたね。それを初戦でも自分たちの不利な局面でそれお示さなければいけなかった。

今日の試合展開だと、後半に自分たちの殻に閉じこもり、守りに徹する選択もあったかもしれないが、より勇敢に自分たちのフットボールをすることができて、成果を得ることができたね。

後半のパフォーマンスに関して、フィットネスとメンタルはどれほど重要でしたか?

それはその試合の性質や流れによって決まる場合もある。さまざまな試合の性質があるからね。今日は前半は神経質な展開だったと思うよ。我々がやったのは単純なことではなかったし、それは人間の性なんだ。選手たちは好印象を与えるために懸命に努力していて、おそらく試合を複雑にしすぎていが、選手たちがそこを単純化し、相手を痛めつけられそうなエリアを見分けることができると、後半にそこを突くのに専念してくれた。

経験豊富な選手をベンチに残して若い選手をピッチに立たせるという決断を下しましたが、あなたの感情で決めたものですか?それともあなたが進みたい方向なのでしょうか?

私は自分が何をしているのか分かっていると思いたいね。特に初期段階の現時点で私がしなければならないことは、チームとその中の個人を探索することだ。チームのラインナップに関してある種の方程式に固執するのは愚かなことだろう。なぜなら、選手たち評価するには、実際にこのレベルの戦いの場に立たせて我々のフットボールを実践させない限り、私は選手のことを知ることができないからだ。だから、選手を入れ替えないという選択は非常に簡単だよ。

今回は外れたエメルソンやスキッピーだが、先週の試合で何かが悪かったわけではない。多大な努力を払ったが、私はパペを観たかったし、ペドロを観たかったんだ。チームの結束を乱すことなく、観たい選手は他にもいるし、これから起用したいと思っているが、この初期段階は私にとって、そこにいる選手たちを見て、彼らにもチャンスを与える機会なんだ。

それが選手たちの成長につながる。ピッチに立って、選手にできることがわかっていれば、我々チームが、協力し合って前進するための戦力がさらに増えることになるからね。

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