アンジ・ポステコグルーのもとでさらに輝ける可能性を秘めたタンギ・エンドンベレと7人の選手たち

この記事は約7分で読めます。

クリスティアン・ロメロ

ポステコグルーは、センターバックにリスクを負わせ、自信を持って後方から素早くパスを出すことを望んでいる。また、必要に応じて中盤に上がり、相手のスペースを圧迫することも望んでいる。また、ラインを高い位置に設定し、相手の突然の前線へのボールにも対応できるよう、ディフェンダーにも十分なスピードが必要だ。

ロメロはオーストラリア人が求める特徴をすべて備えており、スパーズがこのアルゼンチン代表としてワールドカップを制した男に期待される、「安定したパフォーマンス」をもたらすことができる指導者がいるとすれば、それはポステコグルーであろう。

タンギ・エンドンベレ

過去18ヶ月間、リヨン、そしてナポリへのローン移籍でクラブを離れていたため、おそらくこのリストに加わるには意外な人物であろう。ナポリでセリエAのタイトルを獲得したエンドンベレは、40試合に出場したが、その多くはベンチからの途中出場だった。

しかし、スパーズがかつてクラブ記録となる高額移籍金で獲得したこの選手を成功させるために最後の一手を打てるのは、ポステコグルーしかいないとも言える。彼の中盤3枚には、深い位置でボールを集め、ボールを散らす6番が1人、ドリブルで仕掛け、ボックス内に走り込んでストライカーをサポートする8番が2人、必要になる。

エンドンベレは技術的にはどちらの役割でも働くことができ、マウリシオ・ポチェッティーノが2019年夏にこのフランス人の獲得を望んで以降、彼が活躍できる攻撃的なシステムを持つ初めての監督がポステコグルーである。

ポステコグルーは間違いなく、この26歳の選手についてじっくりと考えることになるだろう。なぜなら、もしエンドンベレが彼の求めることを受け入れ、必要なエネルギーを発揮して期待に応えることができるのならば、オーストラリア人のシステムの中で特別な存在になり得るからである。そうでなければ、彼の不安定なキャリアとヨーロッパでの旅は続くことになる。

この記事を評価する
タイトルとURLをコピーしました