マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が噂されるハリー・ケインがトッテナムの契約交渉を再開へ

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イングランドのキャプテンは、来月から、2021年8月以来初めてとなるスパーズとの契約延長交渉を再び開始する可能性がある。

Evening Standard/Dan Kilpatrick

ハリー・ケインは、来月からトッテナムとの契約交渉を開始する可能性がある。

ケインは一貫してスパーズで成功を手にしたいと言っており、それは今でも揺るがないようだ。

イングランド代表キャプテンは、現在の契約が最後の14ヶ月となり、シーズン半ばのワールドカップで母国を率いる前にクラブとの交渉を開始することは考えていなかった。一方のトッテナムも、1月の移籍マーケットに集中するために現在は交渉の開始を躊躇している。

しかし、29歳のケインは契約に合意することを急いでいないものの、2021年8月以来初めてとなるクラブとの交渉を2月から開始することにオープンだ。

ケインは次の夏のマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が噂されているが、彼が最優先に考えているのは、月曜日の夜のフラム戦であり、そして今週末のプレストンでのFAカップ4回戦の先に見据える少年時代から慕っているクラブでトロフィーを獲得することである。

スパーズはさらにチャンピオンズリーグのベスト16でのACミランとの対戦に向けて準備を進めており、このところのパフォーマンスと戦績の不振にもかかわらず、プレミアリーグではトップ4の争いを戦い続けている。

ケインはおそらく自身の将来を誓う前に、クラブの野心と展望について自身が納得できることを望んでおり、夏までに新しい契約の締結が実現できない場合、スパーズはケインの契約が最終年に入るか、売却を強いられる。

週末にはコンテがクラブとの契約交渉を保留にしており、さらには夏に契約が満了したところでクラブを去るという、その将来を巡る良からぬ憶測がイタリアのメディアから出回るなど不透明な状況が続いいる。

それら不確実性に加えて、金曜、2021年夏からクラブのフットボール部門を担当してきたトッテナムのマネジング・ディレクター、ファビオ・パラティチは、イタリア・フットボール連盟(FIGC)から2年半の活動停止処分を受けた。 彼はユベントスで10年以上に渡って要職を務め、その間に金銭不正に関与した疑いをも耐えれていた。

活動停止処分は現在、イタリア国内のフットボール界のみを対象としているが、今後、ヨーロッパ全体に拡大されることが予想されており、トッテナムでのパラティチの地位が危険にさらされることになる。スパーズは、この決定の理由の説明をまだ待っている状況で、パラティチはその決定に対して上訴する予定だ。

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