ダビド・ラヤの加入とクラブの夏の移籍計画でアンジ・ポステコグルーのスパーズ守備陣が一変

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ラヤはトッテナムへの移籍を熱望していると言われているが、ノースロンドンのクラブは契約期間が残り12ヶ月の選手に対して高額な移籍金を支払うことはない。ブレントフォードはこのスペイン人の獲得に4000万ポンドを要求していると見られており、スパーズは昨夏、ブライトンで同様の契約状況にあったイブ・ビスマに2500万ポンドの移籍金を支払っている。なお、ビーズはすでにラヤの後任としてマーク・フレッケンと契約している。

先週、スペイン代表に合流した際に、ラヤはTimes紙に次のように語っている。

「僕が去るという噂があることは知っている。僕には退団についていくつかのオプションがあるけど、明らかなのはブレントフォードが高額の移籍金を要求していることだ。その金額のせいで他クラブが僕の獲得を控えるかもしれないし、別の選手の補強に切り替えるようになるかもしれない。でも、そのような価値を僕に設定するのなら、それはクラブ次第だからね。契約はあと1年残っているし、それまではブレントフォードの選手だから、僕にできることは何もないよ」

「次のステップに進みたいという野望はある。この先2~3年はタイトルを争って、ヨーロッパの大会で戦うことを目指したい。今、僕は27歳で、キャリアの中でステップアップしたい時期に来ているんだ。選択肢はあるけど、そのためには僕の野望だけでなく、クラブも僕を手放してくれないといけないんだ」

マンチェスター・ユナイテッドもラヤへの関心を持っており、同様にイングランド代表のジョーダン・ピックフォードに興味を持っているようだ。スパーズは近年、ホームグロウンであるディーン・ヘンダーソンを注視してきたが、さらにブライトンのロバート・サンチェスにも興味を持っている。ピックフォードは4ヶ月前にエバートンと新たに4年契約を結んだばかりで、買い手にとっては決して安い買い物ではないだろう。

ロリスに代わる長期的な選手を求めているトッテナムは、ラヤに替わる後任候補もいる。

12月にクラブが22歳のバレンシアのギオルギ・ママルダシュヴィリをフランス人の後継者候補として挙げているとfootball.londonは報じた。2027年までの契約を持つこのグルジア人は、この夏、メスタージャから移籍する可能性が高いと言われている。

スパーズはまた、27歳のミランのキーパー、マイク・メニャンにも長い間関心を寄せているが、このフランス人とママルダシュヴィリは、スパーズがラヤを獲得するのに要する移籍金を上回る価値があると報じられている。

そして、トッテナムのセンターバックの話題に移ろう。過去2度の夏、クラブの最大の問題は、2人の新らたなセンターバックを獲得する計画を実現するために、まず現有戦力であるディフェンダーを放出することができなかったことだ。この夏もその狙いは変わらないが、今回こそはまず選手を放出することを実現できることが期待されている。

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