リシャルリソンはコンテとチームメイトに感銘を与え、最初の1分から最後の1分までピッチ上でハードワーカーであり、それはスパーズのヘッドコーチの心を響かせている。
しかし、このブラジル人は巧みでダイレクトなプレーができる反面、パスやクロスといったチャンスを作る方のクリエイターとしての能力は、クルゼフスキやケインに比べると低い。
まだ始まったばかりだが、ソン、ケイン、リシャルリソンのトリオがビッグマッチに最適な組み合わせなのか、それともソンとリシャルリソンはスタイルが似すぎていて、システムが求める多様性を提供できないのか、クルゼフスキの出番はこれからなのか、注目する価値はあるかもしれない。
インターナショナル・ブレイクが終わると、プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、カラバオ・カップの試合を週3試合こなさなければならず、スケジュールが一気に過密化する。
土曜日のレスター戦は、コンテにとって他の選手に自分を印象づけるチャンスを与える最初の機会となり、そうすることで前線から守備まで、チームの全員に、能力だけでなく現在のプレーで自分のポジションを獲得する必要があるという公正なメッセージを送ることができるだろう。
