Football London/Rob Guest
プレミアリーグ開幕週の土曜日、トッテナムがサウサンプトンに4-1で勝利した試合で注目した5つのポイントを紹介する。
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新戦力の先発起用はおあずけ
トッテナム・ファンは、アントニオ・コンテが開幕戦の先発メンバーに新戦力を加えてくることを期待しただろうが、現実に少しがっかりしたことだろう。ノースロンドンに6人の新戦力がやってきたが、1年前に加入したこの夏にチームに合流したパペ・マタル・サールを含め、全員がキックオフ前に観客に紹介され、出場停止のリシャルリソンを除く、新加入の5人がスパーズのベンチ入りメンバーに名前を連ねた。
プレシーズンのローマ戦でハムストリングを痛めたイブ・ビスマは、フィットネスが疑問視される中でベンチ入りを実現した。ふくらはぎの問題からフィットネスの回復に取り組んでいた新加入のイヴァン・ペリシッチもベンチ入りメンバーに加わった。また、足首を痛めていたベン・デイヴィスが3バックで先発起用されたことでクレマン・ラングレの先発デビューは見送られ、フレイザー・フォースターとジェド・スペンスもベンチ入りしている。
ペリシッチは66分、ライアン・セセニョンに代わってトッテナムでのデビューを果たしたが、交代時には同点ゴールを決めたセセニョンのパフォーマンスに対しスタンディング・オベーションがおくられた。また、終了間際には、デイヴィスとロドリゴ・ベンタンクールに代わって、ラングレとビスマがデビューしたが、スペンスはベンチにとどまった。
リリーホワイツにとっては勝利でのシーズン・スタートとなったが、コンテは次節のチェルシー戦で彼ら新戦力を先発起用するかどうかを決めなければならない。この首都ロンドンでの素晴らしいスタートの後、先発メンバーの入れ替えを決断を下すのは難しいだろう。