ジェイミー・キャラガー – 新生スパーズが本物かどうかを見極めるチェルシー戦 | ページ 3

チェルシーの懸念は前線で、ルカクがイタリアに戻ったことでオプションが足りなくなっている。スターリングはウイングでプレーした方が効果的だし、ティモ・ヴェルナーはクラブを去ってしまった。現状ではカイ・ハフェルツが前線を統率することになるが、彼はチェルシーのユニフォームで十分に安定したプレーを見せたことがない。今シーズンは、もっともっと彼の活躍が必要になる。そろそろ、7000万ポンドの移籍金を正当化するような活躍を見せるべきだろう。

それでも、今週末のスパーズ戦では、自分たちが真剣勝負に挑めることを証明する責任がある。コンテのキャリアを振り返ると、ユルゲン・クロップやペップ・グアルディオラと同じレベルに立つことができるトップクラスの監督であることがわかる。スパーズでは、より強力でバランスの取れたチーム戦力を手に入れ、フルシーズンを通してベストチームを相手に戦うことが容易になるはずだ。

コンテはこのチームを前進させるのに必要なツールを手に入れた。しかし、スパーズについては以前からそう言われており、強豪との試合では一貫して不甲斐なさを感じさせている。

今週末のスタンフォード・ブリッジへの遠征は、彼らがどれだけ進歩したかを示し、本当に順位表の頂点に挑戦する準備ができていることを世界に示すチャンスである。そして、フィールド外での進歩がピッチ上でのパフォーマンスに反映されるのを見るまでは、私はスパーズの真の実力を信じることはできないだろう。