ヴェルナーと同じく1月に新加入したドラグシンは、土曜日の夜にクレイブン・コテージで先発出場するチャンスを得るだろう。ルーマニア人ディフェンダーはイタリアでは「ボディー・ガード」として知られていたが、トッテナムでのニックネームをポステコグルーに尋ねると次のような答えが返ってきた。
「私は彼をラドゥと呼んでいるよ、相棒。それ（ニックネーム）は全く分からない」
スパーズの監督は、負傷したファンデフェンの代役を務めるこの大型センターバックがチームにどのような強みをもたらすかをよく知っている。
「プロフィールという点では、彼はすでにかなりの時間をプレーしている若者であり、それが補強を決める際にも後押ししたと思う」
「我々はまだこれから成長する必要があるチーム戦力だと思うし、若い選手を探しているが、同時にプレー経験のある選手を探している」
「私は彼のたどった軌跡が気に入ったんだ。彼はすべてを懸けて戦わなければならなかったクラブでプレーしてきた。彼の特徴は守備の原則にあり、そこは本当に強力だ。セリエAでは毎週しごかれてきた。彼は成長を続けていたんだ」
「そして、彼は本当にここに来ることを望んだ。私はそこを軽視しないよ。選手たちがここに来たいと強い願望を持っているとき、彼らはその選択が自分にとって正しいかを慎重に考え、そう確信できる理由を持っている。成長の余地もたくさんある。彼はここに来た瞬間から、あらゆる機会を利用して成長に努めてきた」
ドラグシンがチーム内でのポジションを巡ってファンデフェンとロメロにプレッシャーをかけることができるかと問われたとき、ポステコグルーはためらうことなく次のように答えた。
「彼はすでにそのような存在になっているが、それは変わらないよ。センターバック2人だけでは回せないし、その証拠はこれ以上必要ないだろう。たとえ2人がどれほど優れていたとしてもだ」
「あのポジションで我々は苦戦を強いられてきた。我々にはあのポジションでプレーする準備ができていて、切磋琢磨できる選手が必要だったんだ。彼がここに来る前でさえ、ミッキーとロメロは自分たちを高め合っていた。その競争は内側から（自発的に）生まれるんだ。私は人為的なものを作りたくないからね」
「彼らが自分自身を鍛錬しなければならない環境だ。私はそれを望んでいる。なぜなら、それが彼らが努めるべきことだからだ。このグループにはそれが備わっていると思うよ」
