アンジ・ポステコグルー:ニューカッスル戦を控えての記者会見2

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トッテナムの監督は、選手たちにプレーしてほしいフットボールのスタイルは試合において求めることの半分にすぎないことをはっきりと明言した。

「選手たちに対して、私は彼らが望むスペースに到達できるようにする。私が考えていることを彼らに明確に伝えている。重要なのは、彼らがそれをどのように受け入れ、どのように実行し、彼ら自身が何を考えているかなんだ」

「昨夜、彼らと話したとき、それは我々のフットボールについての話題ではなかったよ。我々のフットボールがあるところまでは到達させるだろうが、そこを超えたいのであれば、我々がチームの規律を正さなければならないということ、自分たちが何者で何をしたいのかについて確信を持っていることを語ったんだ」

「新たな取り組みのサイクルの初めに多少のギャップがあるのは当然のことだ。そのギャップに今はいるんだよ」

その信念を持つことは、技術面と精神面でどちらの部分がより重要なのかについて、ポステコグルーはこう付け加えた。

「その両方だ。責任を望んでいるから、ボールが自分のところに落ちてきたときはそれを受け入れることになる。まずそこは精神面であり、その次にそれを実行するためのテクニック、焦らず、普段やっている常識から大きく外れたことをしなければならない状況に陥らないようにする信念だ」

「ゴールを決めることはフットボールにおいて最も難しいことだ。それは我々も分かっている。同時にそのエリアに入った時には、より良いチャンスを得るために信念を持って従うべき規律があり、方法論と考え方がある」

「ウェストハムとの試合を見ると、我々は何度かエリアの好位置に入り、何度か素晴らしいチャンスを掴んだが、実際にゴールキーパーや相手守備を試すまでには至らなかった」

「どのクラブに行っても似たような経験があり、フットボール(技術面)だけでそれが得られるという考えが時々選手たちの心に忍び寄る。我々が特定のやり方でプレーすれば、必ずゴールが決まるし、必ず勝つだろう、とね。だが、そうではないんだ。まだ決定的な仕事が残っている」

「選手たちがすべてを終わらせるために、まだやるべきことはあるんだ。我々のフットボールを見れば、特に前半は我々が非常に優勢だったと言えるだろうが、それだけでは十分ではないことが証明されている」

「本当に試合を終わらせたいのなら、決定的な仕事を完遂しなければならない。よいフットボールだけではできないんだ。個人とチームの集合体でなければならない」

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