アンジ・ポステコグルー:ニューカッスル戦を控えての記者会見2

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「そのレッテルが歴史の浅い新しい選手たちの重荷になるべきではないんだよ。これまでここにいた選手たちの重荷になるかどうかは私には判断が難しいが、それは私が歴史的な観点から話すことではないよ」

「できるのは、自分の今後の方向性を計画することだけだ。周りの認識を変えたいなら、その方法は一つだけだ。あなたが望んだところで、そういった人たちは考えを変えたり、あなたへの考えを変えようとはしないんだよ。彼らに理由を与えなければならない。それが我々の置かれている立場だ。クラブが方向性を変えたかったから、私がここにいるんだよ。そのために私が今取り組んでいるんだ」

「私は初日から言っているよ。変化とは変化であり、すべてを変えることだ。人々が過去の傷を抱えているのであれば、まずその傷を取り除くこと。考え方を変えることだよ。願っているだけではだめだ。実際に変えていかなきゃだめなんだ。自分自身が取り組んでいくことだ。これまでのやり方を変えることを私が始めたんだよ」

「口にするのも苦痛だし、繰り返しに聞こえるかもしれないが、我々はまだ始まったばかりだ。私の考えでは、我々のあるべき姿に至るにはまだまだ長い道のりがある。これまでの短期間で我々はサポーターに恩返しができたが、フットボールクラブとして期待される姿になっていかなければならない」

ブレナン・ジョンソンは夏にノッティンガム・フォレストから4750万ポンドでスパーズにやってきて以来、まだ1ゴールしか記録できておらず、その肩にプレッシャーがのしかかっている。ウェールズ代表アタッカーは、一時期怪我で離脱していたものの加入後の数ヶ月で好成績を収めたが、まだ本格的に本領を発揮するには至っていない。

ポステコグルーは、この22歳の移籍金や上位争いが期待されるスパーズへの移籍が重荷になっているとは考えていない。

「彼はビッグなフットボールクラブに加わった。ビッグなフットボールクラブでプレーしているのなら、その現実から逃げ隠れることはでないんだよ」

「ビッグなフットボールクラブに行く選手は、そのクラブに望んでやってきたわけで、そこでの責任を求めて、脚光を浴びて、変化をもたらす選手になりたがっているんだよ」

「それがブレナンがここに来た理由だ。彼は自分自身で素晴らしいキャリアを築いていたノッティンガム・フォレストに留まるのも簡単だったかもしれないが、その快適な環境から抜け出したかった。フォレストにあまりにも長い間いたので、ビッグクラブに来ることを選んだんだよ。それもビッグクラブにいるということの一部であり、彼はそれを分かっているよ」

「しかし、それは一夜にして成し遂げられるものではない。彼はそれを受け入れるようになるだろう。我々は彼のプレーのとてもエキサイティングな要素を見てきたし、そして我々はその部分をもっとやらせて、自分自身をもっと信じさせなければならない。それができると思っている。それを完全に信じているよ。私は彼の才能を見抜いているからね」

「しかし、若い選手や若者のプロセスと同様に、そのスペースに到達しなければならない。できるだけ早く到着できるようサポートするが、場合によってはもう少し時間がかかることもあるだろう」

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