アンジ・ポステコグルー:リバプール戦を控えての記者会見

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2つの優れたチームがぶつかるリバプールとの一戦を楽しみにしてますか?

ああ、先週と同じように思ってるよ。アーセナルは好調だったし、我々も好調だったし、結果的にかなり質の高い、かなりまともなフットボールの試合になったね。皆さんは明日もそれを期待しているが、現時点で我々が本当に重視しているのは、それが我々自身の進化に繋げる必要があるということだ。先週の相手とは違うトップクラスの相手に自分たちのフットボールを敢行して、どれだけ自分たちを表現できるかだ。

この試練を乗り越えて自分たちを示せば示すほど、この道を進み続け、成長を加速できるという信念が我々に根付くんだ。我々はホームで戦うので、偶然ではないが、カラバオ・カップを含めてこれまで公式戦7試合のうち、ホームでの試合は2試合だけだったので、この時期を乗り越えてきたこのグループのかなりの立て直す力を示している。本当に強力なレベルのパフォーマンスと結果だよ。明日、ホームで戦えるのはそういう意味でも助かるね。

あなたがサウスメルボルンに在籍していたとき、フィジーに遠征して戦った試合の映像を観たのですが、ピッチにカエルがいました。ここのグラウンドと比べてどうですか?

ああ、大丈夫だ。私はかなりユニークな旅をしてきたが、旅の途中で様々な物語があったね。それはすべて私を人間たらしめたものの一部であり、私に良い視座を与えてくれる。皆さんが私がこのレベルで働いているのを見ると、使えるものすべてを常に使い尽くしているわけではないが、私はそのすべての瞬間を楽しんでいる。我々は当時、第1回のクラブ・ワールドカップでプレーしていて、間違っている可能性もあるが、我々の地域から出場権を獲得したチームに与えられた金額は約400万ドルだったと思う。

これはその年の我々の予算の約100倍だったんだが、大会への出場を確定するには、かなりの数の両生類がいるピッチでプレーしなければならず、そのピッチで戦い抜く必要があったが、それでも我々はやり遂げて本戦に到達したんだ。それもすべて私の旅の一部であり、私はキャリアの中で非常に多くの異なる経験したんだが、そういったことが大好きなんだ。

それはすなわち、私がキャリアの終盤までここに来れなかったことを意味するが、すべてが素晴らしい物語であり、素晴らしい人々と共有された素晴らしい思い出なので、そのどれも掛け替えのないものだよ。

あなたはオーストラリア人をコーチング・スタッフとしてどのクラブでも参画させていますが、それは彼らに貴重なチャンスを与えるためですか?

それもあったね。繰り返しになるが、その一部は私自身のキャリアを反映しており、もし周りの人たちが私に扉を開き、機会を与えてくれなかったら、私は今ここにはいなかっただろうから、それを繰り返しているんだよ。

そうした機会を得るのは必ずしも簡単ではない。オーストラリアやアジアのような国、または伝統的なフットボール文化が根付いてない土地から来た人は、こうした機会を得るのが難しいんだ。だが、私がするのはドアを開けることだけで、あとは彼ら次第だよ。ケブの息子のベンは素晴らしい仕事をしたが、セルティック時代のハリー(キューウェル)や現在のマイル(ジェディナク)は特別な扱いを受けてるわけではない。私が彼らのためにドアを開けただけで、あとは彼ら次第だ。そのおかげで周りに良い人たちに恵まれて本当に幸運でした。

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