「明らかに、我々が必要とする情報を私が提供しているという点で、私の立場はかなりリードしており、それが我々のスカウト部門に送られるんだ。そこには情報をまとめるグループがいて、 私が必要としている選手のリストを与えてくれる」
「そのうちの何人かは移籍マーケットで獲得可能な選手たちで、再び私が目を通すことになる。彼らがプロファイルに適合すると思うか？私は彼らにフィードバックを与える。そしてそれが担当者に伝えられ、誰が交渉を担当するのかを決めるんだ」
ポステコグルーは、トッテナムがフットボール・ディレクターとして誰を就任させるかについて自身が大きな発言権を持つことになるとは思っていないが、自分のことを理解する人物であることが求められ、その点で彼の手に委ねられている。
「私が発言権を持つのは、その人物が私のことを知り、理解してくれる人であることかどうかだ。私はその人を任命する役割を担うことはないし、もちろんその選考プロセスに関与するつもりはない」
「クラブはすでに、私の働き方、考え方、そしてチームにどのようにプレーしてもらいたいのかを明確に理解している。その人物が誰であれ、私を理解してもらい、私の目を通して試合を見てもらうように努めるのが私の役割だ」
現在、ポステコグルーが注目している戦力はロドリゴ・ベンタンクールだ。このウルグアイ人は2月に十字靱帯断裂の手術を受けて以来、戦列を離れている。
昨シーズン、ベンタンクールはレスター戦で負傷してシーズン終了となるまでチームの中心選手だったが、トッテナムの新ヘッドコーチは、まだメディカル・チームが試合でプレーする許可を出していないが、本人は試合に出場するために努力していると語った。
「明確な復帰時期は決まっていないが、その日は近づいている。おそらく11月頃、我々は彼を復帰させることを検討しているだろう」
「彼はこれまでのところすべての条件を満たしている。本当に熱心だよ」
「昨日、彼はトレーニングをしたいと考えて私に会いに来たが、1分以内に私はメディカル・チームの1人を彼の後方に走らせ、首輪をつけて引きずり出させたよ。間違いなく熱心だし、復帰できれば素晴らしいことだ。クラブに来た当初から彼の貢献は素晴らしいからね」
「多くの点で、彼は我々にとって新戦力のようになるだろう。それは素晴らしいことだが、我々は急ぐつもりはない。明らかに重大な怪我なので、我々はそのスケジュールを検討していくだろう」
