アンジ・ポステコグルー:バーンリー戦を控えての記者会見2

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ポステコグルーは、空位となっているクラブのフットボール・ディレクターに誰かが早く就任することを期待している。

「そうだね、すぐに解決すると思うよ。間違いなくクラブが計画していることだからね。移籍マーケットの期間中に、特に新しい監督が就任したばかりで、その就任を急ぐのは意味がなかったとは言えるだろうね」

「その背後にある考えは、おそらくこの異例のプロセスをやりくりする最良の方法は、新しい人々との関わりをできるだけ減らすことだということだった。その結果として、これまでのところ我々が連れてきた選手たちを見ると、我々はかなり上手く対処出来たと思うよ」

それでは、オーストラリア人指揮官は、自身の役職の上位に意思決定を行うスポーツ・ディレクターがいないことでより自由に感じているのだろうか? いや、ポステコグルーはどちらにしても自分の思い通りに進むことが多いと考えている。

「ノーだね。誰と仕事をしても、私は束縛を感じたことはないよ。私は通常、誰と仕事をしても自分の思い通りにことを運ぶんだ。私を完全にコントロールすることはできない。私がその一面をコントロールできるんだ」

「私にぴったりだと思う選手がいて、(獲得に動く場合)そこでは経済的な側面からさまざまな要因が絡んでくる」

「こういったことは、私にはまったくコントロールできない。もちろん、そこらへんは他の人が引き継いでくれるんだ。私がやりたいようにできるわけではないが、それは私が本当に得意とするところだよ」

「自分が適さないと思った選手を連れてきても意味がないと思うね。そういった選手をゴリ押ししてくるのを気にしたりしない。結局、何が起こっても最終的には自分が責任を取ると思うからね。私は決して、『私が望んでこの選手と契約したわけじゃないのは知っているだろう』とか『彼は私が望んだ選手ではない』とは言わないよ」

「一度選手がクラブに加入すれば私の戦力になる。それが私の考えだ。私はスポーツ・ディレクターと一緒に仕事をするのが好きだ。私が時間を割けない回りの仕事のほとんどをやってくれるからね」

「優れたスポーツ・ディレクターと一緒なら良い仕事ができる。彼らの目を通して試合を観て『この選手は君にぴったりだ』と進言してくれて、実際にその選手を観てみると『素晴らしいね。その目は疑いの余地がないよ』となる。私は、『この補強は私の望んだものではなかった』などとは決して言わない。だから、私がそのスタンスをとるためにも、補強の最終決定権を持ちたいんだ」

「自分の思い通りに進むことを願っている。私は傲慢な態度で語っているのではない。私はそれで皆が快適に働けると思いたいんだ。私はその責任を負うつもりだ。私はそれぞれが何をすべきかを指示して回っているわけではない。我々が組織として下す決断が何であれ、私が責任を負うということで皆に安心してもらいたいんだ」

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