バイエルン・ミュンヘンは、トッテナム・ホットスパーで契約の最終年を迎えているトッテナムのストライカー、ハリー・ケインを獲得したと考えている。
football.london/Rob Guest
ブレントフォードでのシーズン開幕戦までにバイエルン・ミュンヘンと移籍交渉が合意に達しなかった場合、ハリー・ケインはこの夏、トッテナムに残るつもりだとfootball.londonは理解している。2018年にクラブと結んだ6年契約の最後の12ヶ月を迎えたケインについて、ブンデスリーガ王者がアリアンツ・アレーナに引き抜くために熱心に動いてることから、この1ヶ月の間、その将来に関する憶測が過熱していた。
両クラブの関係者は月曜日にロンドンで会合を開き、ケインの移籍の可能性について話し合ったが、評価額にはかなりの隔たりがあるとみられている。つまり、バイエルンはダニエル・レヴィ会長との交渉を進展させるために、獲得オファーを増額する必要があることを意味する。
アンジ・ポステコグルーが指揮を執り、チームをプレミアリーグの本来の順位に戻すことを目指すこのフットボールクラブにとって重要な夏となっているが、ケインに関する絶え間ない憶測報道がこれから先もトッテナムでプレーするのか否かに暗雲を立ち込めさせ、オーストラリア人にとってのこの注目の1ヶ月に影を落としている。
ポステコグルーが8月13日(日)のブレントフォードでの試合に備えて、目を見張るようなフットボール・ブランドをお披露目するために彼が起用できる選手を明確にすることが今最も必要である。
シーズン初戦までにバイエルン・ミュンヘンとの契約が成立しなかった場合、ケインはトッテナムに残留することを選択し、シーズンが開幕した後に退団することでポステコグルーのチーム構想をこれ以上混乱させないように配慮しているとfootball.londonは理解している。
今夏、アカデミー出身のケインが移籍を強行するつもりはないとfootball.londonは報じてきたが、移籍金でクラブが合意すれば移籍する選択肢、契約の最終年を過ごして来夏にフリーで退団する選択肢、そして、この夏の移籍マーケットが終わった後にポステコグルーのもとでクラブが飛躍した場合にクラブとの新契約にサインする選択肢のすべてのオープンであるともfootball.londonは報じた。
このストライカーの考えは、クラブのアジア・パシフィック・ツアー中に、移籍の話題がこれ以上長引くのはクラブにとっても選手本人にとっても良くないと認めた新ヘッドコーチの考えとどうやら一致しているようだ。
「正直に言って、私はリラックスできてないよ！『ああ、でもまあ、どうなるかわかるだろ！』と言えないんだよ。それがこのフットボールクラブにとって、単にチームだけでなくフットボールクラブにとって非常に重要な問題なんだよ」
