アーチー・グレイ、オリヴァー・スキップ、ジョー・ロドン – トッテナムとリーズを取り巻く移籍の三角関係

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トッテナムとリーズ・ユナイテッドは、夏の移籍マーケットが本格化する中で、互いの選手に羨望の眼差しを向けている。

football.london/Alasdair Gold

トッテナム・ホットスパーとリーズ・ユナイテッドは、今夏、両チームの選手の双方への移籍の可能性を念頭に置いて動いていると、football.londonは把握している。

トッテナムの移籍マーケットはまだ本格的には動いておらず、プレミアリーグの大半のクラブも静かな移籍マーケットのスタートを切っている中、ノースロンドンのクラブで今のところ動きがあったのは、ティモ・ヴェルナーが2シーズン目のローン契約を交わし、ルーカス・ベリヴァルが2月にユールゴーデンから850万ポンドで移籍に合意して、ようやく来週にチームに合流するのみである。

リーズは、チャンピオンシップで昨シーズンに90ポイントを獲得したにもかかわらず、プレーオフ決勝でサウサンプトンに敗れプレミアリーグへの昇格を逃した。プレミアリーグ昇格とそれがもたらす富を逃したリーズは未払いの移籍金が1億9000万ポンドと報じられていることや、チャンピオンシップで最も高い選手給与額を抱えていることで、この移籍マーケットで多額の収入を捻出する必要があると予想され、さらにダニエル・ファルケはこの夏に新戦力を獲得する必要がある。

トッテナムとリーズは、双方のチームの選手を羨望の眼差しで見つめているとみられる。

以前、スパーズがリーズのアカデミー出身で昨シーズン50試合に出場した才能ある18歳のアーチー・グレイに強い関心を示しているとfootball.londonは報じた。ノースロンドンのクラブにとって向かい風となるが、プレミアリーグの多くのトップクラブとヨーロッパのトップクラブがグレイを熱心に追いかけている。

本職はミッドフィルダーであるグレイは、昨シーズンのチャンピオンシップで右サイドバックとして活躍し、アンジ・ポステコグルーのシステムでは完璧な偽サイドバックを務められそうだ。このティーンエイジャーの好調ぶりは、昨シーズン前半にリーズにローンで加入していたジェド・スペンスから出番を奪い、そしてスペンスはスパーズに戻され、ジェノアでシーズン後半を過ごす一因となった。

ファンの人気が高く、世代を代表するタレントと評されるグレイを失うことをリーズは嫌がるだろう。グレイはまだ若く、少年時代から過ごすクラブにあと数年は留まりたいと思うかもしれない。移籍を決意すれば、クラブを自由に選べるが、この才能あるティーンエイジャーの移籍金は5000万ポンドと報じられている。昇格を逃したことに伴うクラブの財政難は、ここで数人の選手の退団とファルケによるチーム戦力の入れ替えを必要とするだろう。

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