サディオ・マネの足跡を辿るパペ・マタル・サールがスパーズでの日々、フットボールを愛する家族について語る

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ステッリーニとコンテの違いについて尋ねられたサールは、こう説明した。

「彼ら(コンテとステッリーニ)は長い間一緒に仕事をしてきたので、それほど大きな違いはないよ。僕にとっては、彼らの仕事のやり方は同じなので、違いはないね」

「アントニオがいようといまいと、僕らはうまく機能しているし、コーチング・チームもうまく機能している」

「普段と同じように、チームは同じ一体感で働き続けているし、できる限り上位を目指して一致団結しているよ」

スパーズの次の試合は、チェルシーとのロンドン・ダービーだ。両チームともここ数週間は安定した結果を残せていないが、トッテナムは4位につけており、チェルシーは11ポイント差で10位につけている。

「ダービーだね。僕にとっては、こういう試合ではパフォーマンスではなく、何よりも勝つことが重要なんだ」

「チェルシーは今、いくつかの問題を抱えているけど、だからといって彼らが良くないというわけではない。ピッチのいたるところで戦って勝つために、良い準備をしたい」

「2勝、3勝した後に負けたり引き分けたりすることが多いので、安定して連勝しなければならないね。だから、上位に留まりたいのなら、最大限の勝利を収めなければならないんだよ」

故郷を離れ、マネの足跡を辿る

無名選手からトップ選手へと上り詰めたサールだが、その生い立ちを見れば、今の位置にいても何ら不思議ではない。

セネガルの首都ダカール近郊に位置し、アフリカ・フットボール界で多くの才能を輩出しているティエスという地区で彼は育った。

ティエスは、サディオ・マネやサール、そしてストラスブールのトップスコアラー、ハビブ・ディアロなどセネガルのスター選手たちを育てた場所でもある。

サールとマネは、ダカールのトップ・アカデミーであるジェネレーションフット、リーグアンのメス、そしてプレミアリーグでプレーした経歴から、比較されることがある。サールは、リバプールの元ウインガーのキャリアが「意識せざるを得ないお手本」になっていることを認めている。

しかし、サールの成長はアカデミーに加入するよりも早く始まった。

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