サディオ・マネの足跡を辿るパペ・マタル・サールがスパーズでの日々、フットボールを愛する家族について語る

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パペ・マタル・サーは、スパーズでの数ヶ月間と、セネガルに起源を持つこれまでの自身のキャリアにについて、Sky Sportsのインタビューで応えている。

Sky Sports/Sam Blitz

ホームでのアーセナルとのノースロンドン・ダービーでプレミアリーグ初先発を果たし、ACミランとのサンシーロでの試合でチャンピオンズリーグにデビューしたパペ・マタル・サール。

トッテナムのトレーニング・グラウンドで、笑顔のパペ・マタル・サールは、20歳という若さよりも年上で経験豊富な選手のような自信に満ち溢れた表情で、「まったく順風満帆なスタートではないよね?」とSky Sportsに語った。

しかし、この若きミッドフィルダーが、特にこの1年間ですでに多くのことを成し遂げてきたことを忘れてはならない。セネガル代表としてアフリカ・ネイションズカップの優勝を経験し、ワールドカップにも出場、さらにトッテナムのトップチームでもデビューを果たしたのだ。

しかし、そのような高みを目指した歩みを進める一方で、挫折も味わっている。昨年のカタール・ワールドカップでは、2度の交代出場で計60分間のプレーにとどまり、思うような結果を残せなかったとサールは言う。

「実際にできたことよりも、もっと高い目標を持ってカタールに行ったんだけどね…」

ワールドカップではたった2試合の出場にとどまったサール

クラブ・レベルでも失望はあった。トッテナムに加入して1年目は、かつて所属していたFCメスにローン移籍していたが、加入から1年後の昨年の夏、サールは初めてトッテナムのチームメイトと顔を合わせた。

しかし、トップチームでプレーするまでに、さらに長い時間を待たなければならなかった。元旦に途中出場で10分間だけ出場したのがスパーズでの初出場だった。その6日後に行われたFAカップのポーツマス戦で初めて先発を任された。新しい国、言語、文化に順応を進める若い選手にとっては、大変なことである。

スパーズで活躍のチャンスが与えられるのが期待したよりも遅かった理由を尋ねると、サールはこう答えた。

「このチームだからね。今のチームには5人のセントラル・ミッドフィルダーがいて、そこから監督が決断しなければならない」

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